ふってわいた?
というわけじゃなく…
たまたま時期がぶつかった
というそれだけのこと
だけど
なぜかそれが奇妙な感じがして…
なんていうか
ジジイになった僕が
あらためて試されてるような…
ひとつは
敷地内の離れや車庫を解体して
その跡地に
チャラ息子が家を新築すること…
もうひとつは
長い間放ったらかしにしてあった
隣地の400坪ほどの空き地というか不作農地を
とある不動産屋に売却すること…
2つとも
死んだオヤジから受け継いだもの
というより土地の方は先祖代々からの…
そんなオヤジからの遺産…
離れを解体して
チャラ息子の自宅を新築することは
まぁ許されるというか
死んだオヤジもわかってくれると
思うけど…
先祖代々受け継いできた
400坪の空き地というか不作農地を売ること
オヤジは納得してくれるだろうか?
ご先祖様は許してくれるだろうか?
僕とて本当のところ
売ること自体は
本意じゃないんだけど…
でもいろいろと考えて…
初めは
高値でふっかけて
あわよくばぼったくってやろうかという
そんな下心もあったけど…
口の旨そうな不動産屋の言う
坂の下の行き止まりの道路と繋いで
交通の不便さを解消するとともに
マイホームを欲しがっている人のために
宅地造成をしたいという
社会的?にはもっともらしい言葉を
半信半疑ながら信用して…
ご先祖様もヒトのためなら
許してくれるのではと…
チャラ息子は売ることに乗り気だ
乗り気というか
僕の代から自分の代になったとき
そんな空き地なんか面倒見れないし
余分な土地など
税金や管理費がかかるだけで厄介だという
ただそれだけのこと…
もっとも
この僕だって
草むしりなど見栄え良くするための
要らぬ労力に
ずっと辟易してるんだから…
だけどそうは言っても
オヤジは納得してくれるだろうか?
わからないまま…
いずれも
いま話が始まったばかり
決着がついて形になるには
あと1年くらいはかかるだろう
あと1年か…
僕は67歳になってるか…
オヤジが亡くなった歳
だ…
まだ死にはしないだろう
まだ走り続けているだろう
オヤジよりは長生きするだろう
きっと…
たぶん…
それとも…
死んだ方が良いのか?
親不孝ならぬ
先祖不幸なら…
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