道しるべの向こう

ありふれた人生 
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僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

2/7滑る雪道のゆるジョグ10㎞(オバさんでもいいから…)

2025-02-07 16:43:00 | 日記

ここ2〜3日は風が強くて
昨夜も一晩中風の吹く音がうるさくて…

我が家の最も西南に
はみ出たように位置する自室

冬の時期の風は
定番の北風も吹くけれど
むしろ西風の方が多くしかも強くて…

日本海から吹き込んでくる西風は
海から離れていても勢いは衰えずそのまま
僕の寝ている自室を脅かすことに…

脅かすってほどでもないか?
いや…結構強かったからなぁ

だけどその西風が強すぎたせいか
今日は新しい積雪もほとんどなくて
まったく雪かきしなくて済みそうな…

それでも朝は
凍みたツルツルの雪道だから危ないのは同じ
今日もまたチャラ息子は早い出勤

なので自ずと今日も初孫くんを
雪道に弱い愛車で学校近くまで送ることに…

ついでに道路の路面状況も
ジョグを走れるかどうか確認しつつ…

車から見た感じは
とても走れる状況じゃないと思えたけど
広がり始めた青空を目にしちゃうと
どうしてもムズムズと…

2日間も走ってなくて
明日からはまた大雪になりそうだし
そうなるといつになったら走れるのかと…

そう思うと
ちょっとした小型台風並みに風が強くても
思い切って今日は走ろうと…

自宅へ戻ってジョグの準備をしてると
え?今日は雪積もってないの?降らないの?
そんなカミさんの怪訝な問いかけ…

あぁたぶん今日は積もるほど降らないよ
積もっても今夜から明日にかけてだろう
そう答えながら…

たぶんいつものコースは走れないだろうから
どのルートにしようか考えつつ着替えていた

今日はこの子をお供にして…



いつもの緩い坂道を下るコースとは反対方向
出来るだけ消雪設備の施された
歩道のない生活道路を頭に浮かべてスタート

生活道路なら
道幅は狭いけど車の往来も少ないし
むしろ雪道ならコッチの方が安全だと…

何回か走ったことがあって
だいたいは覚えてるはずだし…

ただ消雪設備のある道路って
ほとんど坂道だらけだから
アップダウンが厳しくて…

それでも雪の積もった歩道や道路を走るより
全然マシだと思いつつ走り始めた

だけどとにかく風が強くて
左右前後に振られながらハラハラと…

この前の寒い日に着込んだ三枚重ねは
上半身があまりにも動かなかったので
今日は凍える寒さを覚悟して
長袖インナーとウィンドブレーカーだけで…

どうせ走り出してしまえば
寒さはそんなに気にならなくなるはずだし…

それよりも
雪道で滑ってコケないかどうかが心配

この歳でコケて骨折でもしようもんなら
それこそ何してるかわかんないもんなぁ

雪の積もってるところは
シッカリとスピードを抑えるのはもちろん
滑りそうなところは止まったり歩いてでも…

急な上り坂や下り坂もあるから
タイムやペースはまったく気にしないで
とにかく走れればそれでいいと…

加えて
いつもみたいに10キロじゃなくて
7〜8キロでも構わないからと…



結局
コースは違えどいつもと同じ10キロ
コケることもなく無事に終了

アップダウンの多い
いつもと違うコースだったからなのか
それとも3日ぶりに走ったせいなのか

臀部と腿裏そして前腿が
ヒドく疲れてしまったような
そんな10キロジョグに…

でもまぁ
雨雪の多い我が地で走る以上
悪天候で走ることはもとより
積雪によるコース変更も
十分に覚悟しとかないとなぁ







10キロを走り終えて
いつもとは違う地点の
急な上り坂を歩いていたとき目にしたのが…

小さな上り坂の交差点で一旦停止した車
左右の安全を確認して発進しようとしたが…

交差点の圧雪にタイヤがスリップして
発進できず後輪が空回りするばかりで…

でも
この車って確か四輪駆動のはずだからと
横目で見ながら通り過ぎることに…

たぶんパートタイムで
二輪駆動にしたり四輪駆動にしたり
選択できたはず

だから
手助けする必要もないだろうと…

そう思いつつ
幹線道路の交差点まで進んだときに
後ろからその車が追いついてきて…

赤信号で僕の真横に停まったかと思うと
運転席の窓が開いたと同時に
運転していたオジさんが大声で…

こんな日でも走ってんの?と笑いながら…

え?知ってる人?
まるで旧知の友だちのように
軽く声を掛けてくるなんて…

そう思いながらオジさんの顔を見ると
どう見てもまったく知らない人で…

同じような年代だろうか?
年上にも見えるし年下にも…
助手席の奥さんらしき女性もそんな感じ?

はは〜ん…
おそらく僕が走ってるところ
いつも見ててアイツ今日も走ってるなぁと
友だち感覚になってるのかも?

咄嗟にそう判断して
昨日一昨日はさすがに走れなかったけど
今日の天気はまだ全然マシだからねと
そう笑って答えたが…

おそらく初対面のはず
しかもこの辺の方言じゃなく
標準語のイントネーションだったから…

いずれにしても
知らない人から友だちのように
話しかけられるなんて…

これが
僕と似たようなジジイじゃなくて
若くて可愛い女性なら嬉しいのに…

それにしても
まったく知らないこんなオジさんにも
僕の走ってる姿
しょっちゅう見られてるってことか?

まぁ見られてるのは構わないというか
走ってるから当たり前なんだけど…

声をかけてくれるのが
オジさんじゃない方がいいよなぁ
やっぱり…

少なくても女性の方が嬉しいんだがなぁ
たとえ若くて可愛い子じゃなくて
オバさんでもいいから…

そんな風な思い
男だったら誰でもそうじゃないだろうか?

たとえ
こんなエロジジイじゃなくても…