道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

9/19惰性の超スロージョグ7㎞(どうせ…)

2023-09-19 18:15:00 | 日記

朝早くおしゃべりをしながら
窓の外を歩いていくのは
黄色い帽子の小学生の女の子たち

連休が終わり
今日からまた学校が始まる
どんな気持ちで登校するんだろう?

楽しいのかイヤイヤなのか?
それとも別に何も感じることもないのか?

小さい頃ってそんなこと
あんまり考えないか?

自分自身がその頃何を思って
通学して暮らしてたのか
断片的な出来事しか覚えていないけど…

夏休みとか冬休みなど
登校しなくてもいい時期が早く来てほしいと
待ち遠しかったことだけは確かで…

初孫くんもそんな気持ちなのだろうか?
今朝の登園時はいささか元気もなく
少しボ〜ッとした表情を見せてたが
何を思っていたのか…

怒ったり笑ったり泣いたり我慢したり
いろんな感情を覚えながら
成長していくんだろうなぁ

その成長の先に何があるのか?
良いことも悪いことも
たくさんのことが…


そんな風に育ってきて
いくつもの起伏のある人生を
僕も送ってきたけれど…

それがどうなのか?
良かったのか悪かったのか…

それとも
喜ぶべきでもなく
哀しむべきでもない
何でもないことだったのか?

よくわからない
この歳になっても…

もはやそんなことすら
どうでもいいようにも思えて…

果たして何のために
これまで生き続けてきたのか
これからも生き続けていくのか

かといって
死ぬという選択が出来るわけもなく…

惰性の如く生きていくだけか?
惰性の如く走り続けるだけか?









そんなことを考えながら
やっぱり今日も惰性のスロージョグ

今日のお供はこの子…



走ることに意味があるのだろうか?

そんな問いかけは自ずと…

生きることに意味があるのだろうか?と…

何のために
痛い坐骨神経痛を堪えてまで
こうやって毎日走ってるのか?

何のために
暑い陽射しの中を
汗だくになって走っているのか?









どれだけ待ってたのか
やたら長く感じた
踏切の遮断機が開くまでの時間

道路脇の車の停まっていない駐車場を
グルグルと歩き回りながら開くのを待った

ようやく遮断機が上がり
行き交う車たちを待って踏切を渡り
20〜30メートルほど過ぎたとき…

頑張ってるわね〜!と
反対車線をゆっくり走る車から
声をかけてきた女性は…

同い年の友人だった

10キロコースだと彼女の家の前を通るため
たまに顔を合わせることもあるけど
7キロコースは手前で曲がっちゃうから
久しぶりの遭遇で…

やぁオハヨ〜!暑いよ〜!と返事をしたけど
咄嗟のことで彼女の名前が出て来なかった

手を振って別れたあと
しばらく走ってて
ようやく思い出すことができたけど…

最近
同じような場面がやたら多くなってきた
すぐには名前が浮かんでこない現象…

頭の中では
どこの誰だかちゃんと理解してるのに
なぜか名前が出て来ないのだ

これって
結構困ることで…

だから用事があって呼び止めようとしても
名前じゃなくてオ〜イとかネェ〜とか
そんな声かけになっちまう

もしかして
いわゆる認知症の始まりなのだろうか?
もしそうだとしたら大変だ!

何か良い打開策というか
解決方法はないだろうか?

こうやって
走ってるジジイが認知症になったんじゃ
それこそ帰り道がわからなくなって
大変なことに…

誰にも迷惑はかけたくないしなぁ



毎日同じコースなら
認知症になっても
自然と我が家に帰れるかも…

でも
年がら年中同じコース同じ距離じゃないし
いくら勝手知ったる地域まわりだとしても…

それにしても
どうして咄嗟に名前が出て来ないのだろう?

人の名前だけじゃなく
お店の名前や事柄の名称など
最近特に
口から出ないことが多くなってきて…

まぁいいか
認知症になろうとなるまいと…

いずれ
遅かれ早かれ死んでいくんだから…

この歳になって心配したところで
なるものはなるだろうし
ならないときはそれで良しか?

どうせ
生きてる意味さえわからない
そんな人生なら…

どうせ…



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