道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

クリスマスの地鎮祭…

2021-12-25 16:26:00 | 日記

午後になって
細かい雨から白い雪に変わってきた…




JPCZとかいうヤツの前兆だろうか?
狭い等圧線の日本海上での「く」の字の歪み
そして筋状の雲の発生…

昨日はそんなに寒くなくて
むしろ暖かったほど…

なのに
今日はシビれるほどの寒風

マスメディアの予報どおり
今晩から大雪にならなければいいけど…

ホワイトクリスマスなんて言葉
ロマンチックでもなんでもない
雪害のない地域の甘い幻想…

というか錯覚でしかない

ジジイになったからなのか
風情のない感覚になっちまった

スキーにハマっていた若い頃は
あんなに雪を待ち侘びていたのに…

ジョギングが日課のいまは
空から降る白い雪片を目にすると
ドン底までヘコんでしまう
走れなくなってしまうと…






そんなクリスマスの午前中
解体が終わった離れと車庫の跡地で
チャラ息子たちの住居の
新築工事のための地鎮祭
実際の工事は年明けからで…

この冬
大雪にならなければいいけど…

思えば
家を建てたいと
チャラ息子から話があったのは
春先頃だったろうか?

それからすでに9ヶ月あまり
時の経つのは早いものだ

これから
同じように9ヶ月ばかり経てば
新居は完成しているのだろう

そのとき僕は67歳で
チャラ息子は35歳になっている

そしてその1年後
僕は68歳になり
チャラ息子は36歳

それは
オヤジが68歳で亡くなり
当時の僕が36歳だったことと
奇妙にシンクロするような…

まぁ世代的には
よくある年齢差なのかもしれないが…


まだもう少しは生きていたいと…

遅くてもいいから走っていたいと…


当時4歳だったチャラ息子は
亡くなったオヤジのことは
ボンヤリとしか覚えてないらしい

もしオヤジと同じ年齢で死んじゃえば
いま4歳の初孫くんがオトナになったとき
僕のことを覚えていてくれるだろうか?

忘れてもしょうがないか?

オヤジがなくなって30年経ったいま
僕たちがまだ生きているように
僕が死んでも
チャラ息子たちは生きているのだろう

生きていてもらわないと困るし…

たとえ初孫くんが
忘れてても覚えてても…


そんな想いを抱いた
クリスマスの地鎮祭…


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