埼玉の仲間に呼ばれ、いい気になってのこのこ出かけてきた。当初300人と聞いてビビったが200人弱だっただろうか。約2時間の講演だったが前半は緊張してしどろもどろだった。休憩をはさんだら自分のペースを取り戻すことができた。埼玉は福島と違って20代の人たちが多いので、若手が学校事務という仕事にやりがいと誇りが持てるような話をしたつもりだが思いは伝わっただろうか。 . . . 本文を読む
全国制度研冬の集会で浦和に来た。今日も中身の濃い1日だったが、なかでも戦後の教育改革期において文部官僚は義務教育費の無償を考えていたことがわかった。その意図は民主教育よりも国家主義の方に寄っていたのかもしれないが、費用負担については今よりも明確な政策を持っていたように思う。このことを今後の運動にどう生かして行けるかは私たち次第なのだが、主権者であり納税者を育てる費用は高等教育まで含めて社会のお金で負担すべきだと思う。 . . . 本文を読む
長野の学校事務職員の仲間から学習会へのお誘いを受けたので参加して来た。福島では日帰りの学習会がほとんどなのだけれど県単位の学習会を泊まりで開催していて、レベルも高く2日目の分科会は時間が足りないくらいだった。こっちは頭が飽和状態でもういっぱいいっぱいだった。 . . . 本文を読む
最終日は2つの講座が行われた。子どもの貧困と東日本大震災をテーマにした講座に出ようと考えていたのだが、書籍販売の係であったため清算と撤収作業に追われほとんど参加することができなかった。参加者の反応が良かったので良い話だったのだろう。レコーダーに録音しておいたから夏休みにじっくり聴きたい。 . . . 本文を読む
2日目は1日分科会で疲れ果てた。今年は予算の分科会のレポーターとして参加したので運営業務から外してもらえた。分科会全体をとおしては「教育としての学校事務」の柳原さんが参加されたこともあってレベルの高い意見交流ができた。一方で初参加者や経験年数の少ない参加者にとっては難しかったかもしれない。 . . . 本文を読む
全国制度研福島大会in神奈川が箱根湯本温泉で開催され参加して来た。表題のとおり今年は福島大会で昨年の暮から現地実行委員会を立ち上げ磐梯熱海温泉での大会成功に向けて動き出していて3月12日に実行委員会を持つところまで来ていた。それが実行委員会の前日に3.11大震災が起こり、それによる原発事故で大会どころではなくなったのだった。 . . . 本文を読む
旨いラーメンで腹ごしらえをし、いよいよ午後の学習会の会場へ向った。会場に着くと見慣れた方々ばかりで安心した。ひととおり参加者の自己紹介と近況を聞いて、学校での課題や震災と原発事故でどのような話を期待しているのかがわかった。それに応じて話の中身を変えられるほど慣れてはいないので用意して行ったことしか話せないのだった。 . . . 本文を読む
福島原発事故で全町避難している富岡町が、子どもの学校における教育費について国が負担する経費以外の部分について町が負担する事を決めた。全員を就学援助に一括認定するという情報もあったが、限定的な就学援助ではなく全額無償にするという方針を決めた事は政治的にもインパクトがあり、後手に回っている政府に対して一石を投じたと思う。そして近隣自治体も同じように対応してほしいものだ。オレの要求が町長に届いたのかどうかは分からないがうれしい出来事だった。 . . . 本文を読む
今日も一日働く事ができたことに感謝したい。避難所から登校している子どもの気持ちは当事者でなければ分からないと思うが、せめて学校としてお金を集めないようにしたいとう方針を共有する事ができた。そんな中で先日、避難先であるウチの町の教育委員会事務局と避難元自治体の教育委員会事務局職員との会合を持つ事ができた。(写真はエントリーとは何の関係もないが手羽先を食ってみた) . . . 本文を読む
一時はどうなることかと思ったが予定どおり入学式を開催することができた。新入学児童3名を含む被災児童15名と一般転入3名を迎え入れて花いっぱいの入学式ができて良かった。鉢花はPTAで購入した分も含めて約200鉢用意することができた。教育委員会事務局からはそんなにいっぱい花を買ってどうするのかと言われたけれど、ぜひ見に来てくれれば良かったのだがすばらしい入学式になったと自負している。 . . . 本文を読む
なぜか例年以上に忙しい気がする。PTAが家庭で不要になったランドセルや運動着など学用品の寄付を呼びかけたらかなりの数が集まった。不要になった物どころか新たに文房具類を買ってきてくれた方もいる。本当にありがたい。それにひきかえ国は災害救助法で児童一人当たり4,100円だけとは。地震・津波・原発の三重苦から、着の身着のまま逃げてきて被ばくの恐れがあって荷物を取りに帰ることもできないというのに。 . . . 本文を読む
いつもの年のように新しい年度が始まった。放射能の不安は拭えないがいつまでも立ち止まっているわけにもいかない。子どもたちも含めてこの地で生きて行くしかないと考えているから、行政が出す情報を信じて希望を持って前にすすむしかないと考えている。この状況ではどんな決定をしても批判はさけられないだろうから、どうせ批判を受けるなら前向きな選択をすべきだろうとも思う。 . . . 本文を読む
「学校にいる唯一の行政職員」とか「教育行政職員」と自らを規定することがあるが、もともと学校事務職員は教員が行っていた業務を専門的に担うために派生し、配置されたという歴史がある。戦後すぐのころは教員と同一の賃金体系であったものが、教特法適用除外によって分けられ、その後、独自給料表や、福島のような行政職給料表を準用するに至っている。そして我々が行政職員ではないから学校事務職員独自採用であり行政機関との人事交流を行っていないのだろう。つまり行政職員でも教育職員でもなく学校にいる教職員の一員である学校事務職員なのだと思う。 . . . 本文を読む
今日のために高知まで呼ばれてきたわけなのですが、ちょっと早起きして市内を散策してきました。はりまや橋付近から帯屋町アーケード、吉田東洋が暗殺された場所、追手筋、ひろめ市場、高知城、帰りは江の口川沿いにホテルへというルートを約2時間で歩いてきました。8時を過ぎると日差しが強くなってきて、さすがに後半は汗だくでした。 . . . 本文を読む