えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

永年勤続ご褒美海外旅行(18) ~こぼれ話(3)~

2008年10月15日 | 旅行
 2008年6月6日から始まったイギリス旅行の前半、コッツウォルズでの観光が終わりました。ここで「こぼれ話」をいくつかまとめてみます。

<犬も食わぬ! いや、“犬”が食った?! ~駐車事情~>
 めったに行かない国での旅行で慣れるまでわりあい面倒なのが、買い物のときの支払いです。金種を把握していないと、ついついレジで紙幣を出して釣銭をもらってしまい、小銭がジャラジャラと増えることになります。なぜか特にイギリスのコインは重たいので、最初の2日間でかなり財布が重くなっていました。で、典型的A型で几帳面なだ~りんは、きちんと金種別にコインを分けていたのです。これには理由があったのですが...。

 3日目の朝、目的地に向かう前に、絵葉書を出すための切手を買おうと郵便局に寄り、財布を握っていたから私はお金をもらいました。「なるべく小銭を使ってね」と言いないがら、はまず1£コインを先に渡し、それから1£以外のコインをの手に握らせながら、「こっちから使ってね」と言いました。
 金種を確認しながらピッタリの支払いができた...ちょっとした充実感を味わいながら車に戻り、「ちょうど払ってきたよ」と報告すると、は「1£以外を使ってくれたよね?」と言うのです。
 「え??? 1£も使ったけど?」
 するとは鼻息荒く「えぇぇぇぇぇっ? なんで1£コインを使っちゃったんだよー。それ以外を先に使えって言ったじゃないかー!」
 「????? それ以外も使ったけど、1£を越えたから1£も使っちゃったんだけど...???」

 が何を言っているのか、なぜ怒っているのか、最初は全くわからなかったのですが、要は......コインパークである公共駐車場に停めるのに1£コインが必要なので、は1£コインをためていて、なるべく使いたくなかったのです。

 ここでイギリスの駐車事情を説明すると...イギリス全土でそうなのかどうかはよくわかりませんが、少なくともコッツウォルズでは、街の中の道路沿いでは路上駐車が多く、でもこれはどうやら合法的なようで、元々駐車スペースを確保した道路幅になっています。ホテルの駐車場がなく、「前の道路沿いに停めてください」と言われたりします。
 一方公共駐車場は、出入口にはゲートも何もなく、コインマシーンに自分で1£コインを入れ、出てきた半券を見回りに来る係が見えるところに置いておくのです。コインマシーンはいたってシンプルな作りで釣銭は出ないので、今回のようなドライブ旅行には1£コインがたくさん必要になるのです。

 閑話休題...そんなわけでは1£コインをためていたのですが、すべてに任せていた、そんなこととはつゆ知らず、1£コインを使ってしまったのでした。
 にもかかわらず、「そーならそーと、『駐車場で1£コインが必要だから、なるべく1£は使わないで他のから使ってね』って言ってくれなくちゃわからないでしょ!」と、開き直った
 「だから昨日そう言ったじゃないか!」と
 「そんなこと言ったっけ~???」
 「言っただろう? だから『こっちから使ってね』ってさっきも言っただろう?」
 すると、「昨日言われたことなんてもう覚えてないのー。あたしはアルツ気味なんだから、直前に言ってもらわなくちゃだめなのー。部下の事情を把握してないボスのあなたが悪いのよ!」と、なんとは完全に逆切れ!
 「○×△□#$%&!????.........」(←開いた口がふさがらない)「...っそーだな、っそーだよな、どーーーせ僕が悪いんですよ」 ♪ぶぅぅうぅぅぅんんんぅんぅん♪(エンジンかけた音).........

 これがこの旅行中最初で最後の夫婦喧嘩でした。でも、後で聞いたところによると、は夫婦喧嘩だとは思っていなかったようで。は認識自体が完全にすれ違っている夫婦のようですね

       
  (表)マルムスベリーセンターの駐車場にて  (裏)コインマシーン


<真新しいバスルーム ~コッツウォルズのホテル事情~>
 1989年秋、アメリカのボストンに滞在中3週間のヨーロッパ旅行をしました。ロンドンにも旅したのですが、私の中の「イギリスのホテル」は設備が古いというイメージでした。バスタブも古かったし、シャワーノブは固定だったような気がするし...。過去記事でも述べたように、現在でもB&Bにはバスタブがない場合が多いのです。

 あれから20年近くが経ったこの旅行、コッツウォルズでの3泊は、こじんまりした個人経営のホテルとマナーハウスとに泊まりましたが、イギリスのホテルに対する認識が変わってしまいました。なんとなれば、泊まったホテルすべて、申し合わせたようにバスルームがすごく新しかったのです。ご紹介したように、最初のバースのホテルは、シャワーとは別に部屋に設置までして、バスタブを用意していました。

 バイブリーで日本人観光客のツアーバスに行き当たり、ギフトショップで日本語の説明書を見つけたことから考えるに、もしやこれが原因かな?とまで思ってしまいます。近年コッツウォルズは日本人観光客の人気を集めているので、各ホテルがこぞってバスルームを改装、改良しているのかもしれないと...。真偽のほどは旅行社にでも訊かないとわかりませんが!

 また、過去記事にも記したように、トイレのハンドドライヤーやヘアードライヤーは風力が強く、またポットのお湯はあっという間に沸きます。イギリス人は気が短いのかな?と私が思った所以です。

 あと、朝食のテーブルに置かれているランチョンマットが厚みのある小さいマットであるのも、イギリスの特徴のように思います。コーヒー&クロワッサンというコンチネンタルの朝食には、熱い皿を置くための厚手のマットは要りませんものね。画像がないのが残念ですが...。


<コッツウォルズ土産>
 コッツウォルズで求めたお土産を少しご紹介します。
       
 (左)欧米の旅行先で必ず求める指貫を、コッツウォルズでも求めました。この土産用指貫については、過去記事:「お気に入りグッズ ~マイコレクション~(2)」をご参照ください。

    
 コッツウォルズの風景が描かれたコースター  ラベンダークリーム

   
 (左)ハーブの種つきのカード(税関で申告したら取り上げられちゃったかも?
 
            
   夫婦喧嘩の原因?となった絵葉書と切手!?(裏画像は小さいです)
   はい、旅の記念として自分にも宛てて出しておりました(#^.^#)


 次回はシェイクスピア縁の地をご紹介します。


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