過日、東北の被災地の小学生が描いた絵をモチーフにデザインされた「やさしいハンカチ」について紹介しましたが、今度は「復興ぞうきん」をご紹介します。
「復興ぞうきん」は「東日本大震災被災者支援チーム SAVE IWATE」(ホームページ・Facebook)が運営している活動の一つで、全国から提供されたタオルと糸で被災者が手縫いしています。収益の一部が運営費に充てられ、縫い手には200円/枚が渡されます。私は生協を通じて330円/枚で購入しました。
(大きくしてご覧ください)
連絡先は、くだんの「復興ぞうきん」のブログか、こちらをご覧ください。
広げてびっくりw(☆o◎)w 可愛らしいデザイン、明るく素敵な色使いで、雑巾として使うなんてもったいないような...(#^.^#) 食卓の布巾として使わせていただこうかしら...。
「縫った方はどんな被災だったのだろう?」「どんな思いで針を進めたのだろう?」と、運針される姿を思い浮かべていたら、胸が一杯になってしまいました......。
大槌町出身のT.Y.さん、山田町出身のS.F.さん、ご縁があって東京に住む私の手許にお二人の作品が届きました。お顔は見えませんが、一針、一針に込められた思いのうちの何分の一かでも、私が受け取り、感じることができていたらと願っております。いろいろな意味で本当にお疲れ様です。大切に使わせていただきますね。
また、この活動を運営している「SAVE IWATE 紡ぎ組」の皆さんや関わっているすべての方に、感謝の気持ちを伝えたいです。
くだんのブログを見ていたら、タオルが足りずに緊急募集されていることを知りました。ご協力できる方、詳しくはこちらをご覧ください。
そのページにある主催者のメッセージの一部を引用します:
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私ども復興ぞうきん活動は、
ただ単に収入支援、心の支援、交流の場の提供に
とどまっているのではなく、
被災者の方々が最も恐れている「震災の風化」を防ぐべく、
復興はすでにかなり進んでいると誤解されている方々に、
今一度東北地方に目を向けていただく、
そして、同じ日本に住んでいながら、
過酷な環境での生活をされている被災者の方々と、
応援してくださる全国の方々とのご縁を紡ぐという
とても重要な役割を担っています。
被災者の方々は、少しずつ元気になられ、
前を向いて歩き出していらっしゃるとはいえ、
未曾有の災害によるショックが大きすぎて、
まだまだ一歩を踏み出せないでいる方々も
いらっしゃることは事実です。
沿岸居住者、内陸避難者を問わず、
孤立、虐待、自殺等、
新たな問題も次々とわき起こっています。
そんな中、
「復興ぞうきんを縫っ」て、
「全国の方々との繋がりを感じる」
ということは、皆様の想像以上に、
傷ついた方々にとって、大きな心の支えとなっています。
この、目には見えないけれど確実に必要とされ、
被災者の方々が実感し、活力の源としている
全国の方々との“つながり”を絶えさせないためにも、
私たちは来年度も引き続き、、
陰ながら支え続けていきたいと思っています。
何とぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
またこの情報をたくさんの方に広めていただきたいと
切に願います。
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