(↑ 町田市小野路にて 2024年3月16日撮影)
先月末からのひと月近くの間に市内外の里山で撮った画像がたまりました。新しい順にコラージュ画像で紹介します。
なお、昨年の同時季の様子がこちらの過去記事で見られます。併せてご参照ください。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m ★撮影日は2024年3月16日・2月28日・2月26日 です。)
春の里山 ~春の先取り~
<町田市小野路>
奈良ばい谷戸→万松寺谷戸→乗越八幡→小野路城址(小町井戸)→奈良ばい谷戸と巡りました。約4.5キロの道のりです。
こちらは「奈良ばい谷戸」...
二段目の蝶は、成虫で越冬して春一番に姿を見せるキタテハ。最上段右端の黄色い花はサンシュユ(山茱萸)。
最下段左端の鹿威し(ししおどし)は、昨秋までは1本しかありませんでした。
こちらは、「万松寺谷戸」...
萬松寺(ばんしょうじ)近くの辻にある六地蔵(と言われながら、なぜか7体あります(^^;)は、装いが改められていました。よかったですね(^^)v
最上段右端はバイモユリ(貝母百合)。花びらの内側の模様が編笠のように見えることから、別名アミガサユリ(編笠百合)。その左画像はルッコラの花。
何度歩いても、この地域の雑木林の中で方角を見失うことがあります。フットパスが整備されていますが、それ以外の地図になき道があるからで...でも、それが里山散策の醍醐味でもあります(^^)v
この日、とある場所で見かけた蝶。翅の表を撮れなかったのが残念ですが、成虫で越冬したツマグロキチョウの秋型(♂?)だと思います。東京都のレッドリストに載っている種です。「希少動植物について、生息場所を特定できるような情報をSNSに載せないで」とのお達し看板があるので、詳細情報はお伝えできませんが...。
キチョウより一回り小さく、前翅がとがっているのが特徴だそうです。ブログ「蝶鳥ウォッチング」さんのこちらのページに、ツマグロキチョウの秋型の♂♀比較画像があります。
くだんの東京都のサイトより引用します:
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種の特性と生息状況
開張35~40mm程度で、キタキチョウよりも一回り小さい。♂♀とも翅表の地色は黄色で、前翅端がとがるが特に秋型で著しい。秋型では後翅裏面の中央には茶褐色の条が横に2本入る。♂は前翅裏の基部に淡桃色で楕円形の性標がある。年数回発生し、成虫で越冬する。幼虫はマメ科のカワラケツメイ、アレチケツメイを食べる。本州、四国、九州に分布。都内の46市区町村から記録がある。1~2例の記録のみの場合も多く、半数近くの市区町村で遇産の可能性も高い。大部分の市区町村では記録が1980年代で途切れている。2000年以降は八王子市、武蔵村山市、小金井市、武蔵野市、多摩市、杉並区、目黒区、港区、江戸川区、文京区の10市区から主に単発的または一時発生的な記録があるのみで、経年的な発生地は確認されていない。今回(2018年)のレッドリスト調査では文京区から確認している。
東京都環境局の「東京都レッドデータブック」の「野生生物情報提供フォーム」より、情報を提供いたしました(^^)v
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間違ってもツマグロを妻黒なんて書いてはいけませんね。
セクハラだのレイシストだのって騒ぎに(^^;
東京は冷たく強い風が続く日々、桜も足踏みかな?
「らしい」コメントそれぞれに座布団差し上げます(^^)v
昔ガングロ族がいましたね。流行とは面白いものです(^^;
妻黒で思い出しましたが、そちらではツマグロヒョウモンは見かけないでしょうかね。温帯にいる蝶なのでね。
もちろん「褄黒」なのですが、褄黒なのは妻だけなので、妻黒と勘違いする人がいるかも?!