富士山２０１０ ～幻のダイヤモンド富士～

　昨年の１月、ダイヤモンド富士の撮影を近所の高台で狙おうと何度も足を運んだにも拘らず、肝心なときに在京していなかったために幻と終わったご報告を、過去記事：「富士山追っかけ（１）　～幻のダイヤモンド富士～」でさせていただきました。
　
　さて、いろいろあった２００９年が終わり、早くも１年が経ち......「今年こそは！」の思いで機会を待っておりました。昨年の経験により、今月末から２月初日だろうとピンポイントで狙いをつけ、好天に恵まれた昨日くだんの高台に上がってみました。すると...
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（裏画像はありません）
　おやおや、あちこちで人だかりが......しかも、左画像の場所は立入り禁止区域なのですが...　皆思いは一緒なのですね(#^.^#)

　上述のWikipediaの解説によると、マニアの間では...
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　　湖面などにダイヤモンド富士が映って二つ見える場合を「ダブルダイヤ」
　　太陽が冨士山の斜面にかかり、次第に沈むことを「コロコロダイヤ」
　　山頂の突起に太陽がかかって日没の一瞬だけ二つに割れて見えるとき「キャッツアイダイヤ」
　　満月が富士山頂にかかる現象を「パール富士」
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などと呼ばれているようですね。おほほほほ。

　さて、一体どんな光景が撮れたでしょうか？！！？　多少空が霞んでいたのですが......（★小さい画像の上にポインタを当てると大きい画面に映し出され、撮影時刻が表示されます。）

～幻のダイヤモンド富士２０１０～

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　わお～、まさに太陽が頂上に沈み込むのを撮ることができましたが、光芒を放った富士ではないので「ダイヤモンド富士」とは言えないでしょうか？　やはり気象条件が揃わないとだめなのかな？　でも、１度の狙いが当たって撮影でき、大満足！！！（*^▽^*）v～
　太陽が沈むにつれ、空の色が相対的に明るく写っているのも面白いですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(左)カラスと一緒に...　　　　　　　　　　　　　　　　　　(右)飛行機（雲）と一緒に...


　たまたま私の横で一緒に撮影していたおばさまのカメラをチラリと見ると...私がこの日持参したカメラの１台前に使っていた機種（２年前のイギリス旅行の機中で壊してしまった）でした。おばさまとカメラや富士山撮影について話が咲き......「明日あたり、太陽がコロコロッと転がっていくのが写せるかもしれませんよ。１週間くらい楽しめますよ」と教えていただきました。おばさま、なかなかの“通”のようですね(#^.^#)

　その「明日」である「本日」...天気予報は⇒だったのですが、多摩地方は現在（１４時過ぎ）まだ！　日の入りまでこの好天が持てば、「コロコロダイヤ」や「キャッツアイダイヤ」が見られるかも！？　皆さんも一緒に好天を祈っていてくださいね。撮影に成功すれば、後日ご報告いたします。