えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

梅雨の里山2010 ~川崎市五力田・古沢~

2010年06月24日 | 里山・風景
(↑川崎市麻生区古沢の市民農園)

 田んぼの美しいこの時季、梅雨の晴れ間を狙って、初めて訪れる地域の里山歩きばかりしています。田畑の美しさに癒されるのです。
 知らない地域からどのように場所を選ぶかと申しますと...「小田急沿線自然ふれあい歩道」「MISMOおさんぽ通信」を参考にしたり、ネット地図を眺めたりして決めています。ネットの航空写真で歩けそうな緑地帯を見つけると、「この里山が私を呼んでいる~!」という気分に侵され、My mapを作ってしまうのです。

 この日は「栗平駅~五月台駅コース」を参考にしながら、小田急多摩線の五月台駅の北側にある五力田(ごりきだ)と古沢地区の里山を歩きました。時系列にご紹介します。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。※印がついた画像には裏に別画像が入っています。★撮影日は2010年6月21日です。)

                 

 五月台駅の北側に出て、民家の間を歩いて行きます。
         
 道端で見つけた山桑の実とヒルザキツキミソウ。山桑の実は以前食べてみたことがありますが、毛がトゲトゲしていて舌に刺さり、いつまでも口の中がイガイガしていたことを覚えています。

 里山には場違いな雰囲気のクリニックを通り過ぎ、民家の間の坂を登って行くと...
     
  畑が広がっていました。 

            
            瓜やカボチャを撮っていると、頭にポタッと水が......

        
 びっくりして見上げると、青くなり始めた柿が目に入りました。まだ実よりヘタの方が立派ですね。

     
  畑の脇に咲いていたダリアとゼニアオイ(裏画像はありません)

        坂を上り切って再び住宅街の道に出ると、「十三塚」に出ました。
              
 くだんのページによると、ここは東京都に現存する唯一の塚だそうで、稲城市と川崎市の境界線上にあります。江戸時代に稲城市の平尾村と片平・古沢村との境界を巡る争いが起きた際に、この十三塚を境界と定めるとの幕府の裁定があったことが記録されているとか。十三塚は民間信仰によって作られ、一般的には親塚が1基、子塚が12基で構成されているそうです。

 コース地図によると、次の進路は東向きの道を取ることになっています。住宅街沿いにアスファルトの道を行くようになっていますが、平行して雑木林の中にも道があるようです。そちらを覗いてみると、鬱蒼とした杉林......
※   
 行けそうだけどなぁ...どうしようかなぁ...(左) ちょうど男性が通りかかったので、行けるかどうか訊いてみると、「子供たちは入って遊んでるけどね。もう1つの道(住宅街の道)を行った方がいいですよ」と。仕方がない。コース通りに行くことにしました。
 北側には稲城市平尾の住宅街がフェンス越しに見えています(中央)。しばらく行くと、あれ?また雑木林の道が見え(右)、そちらに入るようコースは示しています。なんだ、どうせ合流するんだったら、あのままこの道を来てもよかったじゃん?!
 そうは思ったものの、鬱蒼とした道をしばらく歩いていると、なんとなく心細くなるのも事実......

                  
 そんなとき、道が開け、目の前にパッとこんな光景が目に入ると、さすがにほっとします。「人がいれば、もっと安心できるんだけど...」と思わず独りごちたとき、遠くに人影が見えました(*^▽^*)v(裏画像を見てください)
 
 そしてさらに......広大な畑が忽然と眼下に広がり、今度は驚いてしまいましたw(☆o◎)w
   
 川崎市麻生区古沢の市民農園(トップ画像と同じ場所です) 電線を分断してしまって?ごめんなさい(#^.^#)

           
          こんな光景を目にすると、本当に心が和みます。

                  
             整然と作られた畑沿いに道が続いていて、そちらに行きたくなるのですが......


 私が取るべき進路はこちら(左)。さっきとは逆ですね(#^.^#)  トラクターの轍がある(左裏)ので大丈夫でしょう。入って行くと、また薄暗くなり、道が分かれています(中央) 
 実はこの部分、My mapにはない道で、くだんのページには通れるよう記されている道なのですが、実際とは違うような......。でも、右の道には「通り抜け出来ません(私有地)」とある(中央裏)ので、左に進むしかありません。竹林の中を進みました(右)。
 ほどなく車道に出、やはりほっとしました。

                   
 正面の家の庭で水の音がするので、垣根越しに覗かせていただくと、小さな水車が回っていました。風流ですね。
 (右)たぶんキブシ(木五倍子)の実でしょう。

 さて、車道に出たからにはあとは楽勝! と、高をくくっていたのがいけないのか、なぜかこの先道を間違え、地図を見ながら右往左往...(^_^; ようやく民家の表札に住所を見つけ、My mapと照合すると...「あっれ~?!どうしてこんな所にいるの~、私......?!」(^_^;;;;;
 そばの畑で仕事していたおばさんをつかまえ、地図を見せながら「行きたい所はこっちなんですけど、どう行けば......?!」と訊いてみると、おばさんは近道を教えてくれました。ありがとうございます(*^▽^*)

         
 広々とした水田が広がり、ツバメがさかんに舞い降りていました(左)。なかなか停まらないので撮れませんでしたが。
 (右)この田んぼの横の畑は、秋にはコスモスで染まるようです。その頃来てみたいな。

                     
                   シオカラトンボ&ヒメジョオン(裏画像はありません)


 この前の散策のときは、途中で地図を落として何百メートルも戻り、坂を上ったり下りたりするは、今回は方向音痴を発揮して右往左往するは...すんなり行かないから、私の里山歩きは楽しいのだろうと、愚息が嘲笑っております(#^.^#)
 次はどこにしようかな? ふふふ。

 

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2 コメント

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我が家の~ (はなこころ)
2010-06-25 18:31:19
「メルヘン横町」も~
長閑ですよ~
是非~
遊びに来てくださ~い

・・はなこころ
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はなこころさんへ:いつか行きたいです (takuetsu@管理人)
2010-06-25 21:07:39
はなこころさん、こんばんは。

そちら方面に「メルヘン横町」という名の場所があるのかと思い、ネットで検索してしまいました(#^.^#)  
そしたらそしたら...はなこころさんのお庭だったのですね。手作りの「メルヘン横町」、とっても素敵! そしてほっこりできますね。はなこころさんの創造性と感性には、いつも感心するのみです。
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