年が改まったので、フォトフレームを2ヶ月ぶりに入れ替えました。今回は、こちらの過去記事の最後で紹介した押し花アーティストの杉野 宣雄(のぶお)氏の作品展(「杉野宣雄展 ~押し花アート30年の軌跡~」 2018年12月18日(火)~24日(月) @日本橋三越本店 (↓) )で求めたポストカードです。
以下、オリジナル画像を紹介します。
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600円のミニギャラリー ~杉野宣雄の押し花アート~
下段左端は、敢えて逆さに入れました。
杉野氏の作風は多岐にわたり、その芸術性の高さと迫力に感服しました。私の文章力ではとても表現できません(^^ゞ
色とりどりの作品が華やかで押し花らしいですが、たった1種類の葉だけを大量に使って冬山を表現している大作(1240 × 1770mm)もあって、強く印象に残りました。シロタエギクの葉の、表と裏の色の濃淡と質感の違いをうまく利用して木々が描き分けられていて、凛とした、洗練された見事な作品でした。
また、詩が添えられている作品もあり、それらがまたとても素敵で心に響きました。とてもシンプルで短い詩なのですが、氏の花や自然への畏敬と感謝が感じられ、心が温まります。上記掲載の作品に添えられている詩をまず紹介します。
「1本のラナンキュラス」
大切に思ってもらえること
それが、もっとも幸せなこと
「For you 花畑」
人類が生まれてから幾世代もの命がつながり
今、僕はここにいる
幾重にも重なった愛情の上に
今、僕は生きている
「Happiness」
笑顔が幸せのかたち
微笑みが愛のかたち
その他、幾編か紹介します。
「1本のシャクヤク」
この花は
生まれ 生きて 旅立つ
生き物はみんな おなじ
生まれ 生きて 旅立つ
「バラ窓 I」
地球という奇跡の星
今を生きている奇跡
あなたと出会った奇跡
「夜桜」
老いるとともに役割は変わる
桜の花が散るように
そして実を結ぶように
「光 I」
花は何も語らないけど
花は心に語りかけてくる
まるで心の鏡のように