野鳥観察にうってつけの季節となりました。木の葉が落ち、鳥の姿が見えやすくなっているのと、木の実など、地面に落ちた餌を鳥がついばみに降りてくるからです。
我が家では、例年みかんを置いてメジロを待つことが多いのです(こちらの過去記事をご参照ください)が、今年は初めて鳥寄せのピーナッツリースを作ってみました。昨年末、何気なく最寄り駅でもらった「京王フローラルガーデン アンジェ」のパンフレットに、ピーナッツリース作りのワークショップの案内(↓)を見つけたものの、その日は他の予定があって参加できなかったので、適当に作ってみようと思ったのです。
ネットで見つけた「ibuhato」さんのこのページや「ココの日々」さんのこのページを参考にしました。作り方を画像で紹介します(★トップ画像以外の画像は、クリックすると大きい画像見られます) 。
鳥呼ぶナチュラルクラフト ~ピーナッツリース~
<材料> 殻つき落花生(天日干し)・実類・ワイヤー*・フラワーアレンジ用ワイヤー
<用具> 千枚通し・ニッパ・キッチンバサミなど
* くだんの「ココの日々」さんによると、「針金は、今回は手持ちの銅のものを使いましたが、柔らかくて扱いやすい反面、あまりたくさんのピーナッツを通すと、重みで輪が伸びてしまうようです。ご自分で使いやすい針金を選んでくださいね」だそうです。
我が家のワイヤーは夫が持っていたものですが、ちょうどよい太さじゃないかな。
[左] 我が家の庭にこぼれ種から育った万両の実と、同じくヤブランの実
[右] 多摩市の「メタセコイア通り」(こちらの過去記事をご参照ください)で拾ってきたメタセコイアの実と、シラカシ?のドングリ
<作り方>
千枚通しで中央に穴を開けます。下に置いて、タオルなどの上で作業すると、力が入れやすく、また危なくありません。 「ココの日々」さんによると、「中の実に沿って斜めに刺すと通しやすく、組んだときに収まりがいいようです」とあります。 |
調子にのって全部通してしまいましたが、少し大きかったかな(^_^; 直径が約23cmになりました。「ココの日々」さんと全く同じですね。 |
こちらの過去記事で紹介した生け花用のワイヤーを、実類につけます。 |
庭のイヌシデ(これも、こぼれ種から大きくなってしまったものです)の枝にかけ、動きにくいように固定しました。
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[左] 翌朝…早速ヒヨドリが訪れてついばんでいました(画像は撮れませんでした)。万両の実は全部たいらげ、ヤブランは一部を食べていました。
[右] 2日後の夕方、帰宅してみると、ヤブランも食べ尽くされていました。ピーナッツにはまだ手つかずのようです。
「ココの日々」さんがこんなふうにおっしゃっています:
「最初から野鳥はやってきません。
しばらくは様子を見ているようです。
うちでも最初は1、2ヶ月、鳥に見向きもされませんでした。
このまま風化してしまうのか…と思った頃、最初のシジュウカラが来ました。
あとは口コミで、どんどん訪問者が増えてきます。
翌年からは、かけるとすぐにやってきて食べてくれます。
親鳥が雛に教えて、代々訪れてくれるようになるのが嬉しいです。」
ということで、我が家でも“口コミ”を期待して気長に待ちましょう(#^.^#) 訪れる鳥の画像が撮れたら、逐次報告しますね。
【後日追記】(2017.1.11)
NHKの「ガッテン!」でピーナッツが取り上げられていました(詳しくはこちらをご覧ください)。殻に消臭効果があると聞いてびっくりw(☆o◎)w 器に入れて靴箱に置いたり、シューキーパーに入れたりしたらよいようです。
こちらはおまけ…
夫が年末に庭の枝の剪定をしたところ、生い茂っていたチェリーセージの後ろの壁に、アシナガバチの古巣を発見。幅8cmほどで、卵を産みつけた痕跡もあるのですが、ここまで作った段階で放棄したようです。セージの繁殖がすごくて、巣が隠れてしまったのかも(^_^;&m(__)m
実は、千枚通しとキリの違いを今まで知らなかったtakuetsu@管理人(^_^;