ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

映画館が揺れる😲人の心も揺れる🤨❓〜センサラウンド上映館での不愉快な真実

2020-01-05 15:15:00 | 日記




今回も、
完璧なまでの又聞きやから、
それなりに捉えろよ、
ケイジロウ。

1969年に映画業界は大不況を迎え、
マトモな客寄せが不可能に近い状況の中で、
考え出されたのが、
超重立体音響なる、センサラウンド方式やった。
1973年製作の「大地震」で初披露されて、
「ミッドウェイ」「ジェット・ローラー・コースター」「宇宙空母ギャラクティカ」の三作を経て、
業界から消えた。(あまり役に立たなかった)
センサラウンド方式の特徴は、
重低音で、
人の身体に衝撃を与え、
なおかつ、
映画館を揺らした🙀(ホンマらしいよ)。
当時は、
ドルビーアトモスはおろか、
ドルビーやデジタル音声など無く、
せいぜい、
2chステレオ時代。
現在、
デジタル時代にあっても復元出来ない、
超重立体音響装置センサラウンドとは何なのか❓

俺の知り合いが9歳の時、
「大地震」がセンサラウンド方式で上映されていた。
それで、
木戸と言う同級生誘って、
観に行った(当時は、エロ以外だったら、未成年は何でも観れたらしい)。
この木戸の隣りには、
よそのデブい小学生が座っていた。

上映開始前、
ユニヴァーサルと言う会社のチンケな社長がスクリーンに現れて、
「今から、この映画で使われる音を出します。ご気分のすぐれない方はご容赦ください」とほざき、
同時に、
身体にドコッ‼️と言う衝撃音が来た!
客席は震撼したらしい。

上映開始すぐに、
センサラウンドで劇場が揺れた!
木戸を含め全観客が大騒然😱
センサラウンドが収まり、
普通のモノラル音声になった。
安心した木戸は、
上映前に買ったばかりのモナカアイス喰おうとしたら、
半分かじられていた😡
当然ながら、
横席のメタボに視線が移る。
けど、
証拠がない。

続いて、
映画の中盤で、センサラウンド!!
トイレに行こうとしてた客が転んだ🙀
客席騒然の中、
どこかのばあちゃんが「もう嫌や」と言う悲鳴混じりに、
劇場は揺れに揺れる。
再びセンサラウンド収まったので、
木戸は、
食べようとしていたカツサンドを喰い出したが、
怪訝に感じて、
サンドウィッチ確認したら、
中のカツが無かった😡😡

また来るんやないか?と言う観客の期待は、
映画の筋書きとかシカトしていた。
そして、
映画のクライマックスで、
強烈なセンサラウンドが来た!
客は「センサラウンドや!!」とわめき出した。
木戸も、
「センサラウンド!センサラウンド!」言いながら、
横目で、
メタボ追っていたら、
自分のジュースが飲まれていたので、
図工の授業で使うはずの小槌をバックから取り出して、
メタボの頭を叩いた!!
メタボは倒れた。

後から、
支配人室で事情聴取をされることになった木戸は、
なんで横席の子がたんこぶ作って倒れていたかの問いに、
「センサラウンドです!センサラウンドにやられたんです!!」と騒いだ。
そして、
怪訝そうな支配人の視線受けつつも、
おとがめ無く、
木戸は、
帰宅した。