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ケイジロウ、
きょうは調子良くても
明日死にかけてる可能性があるので、
先書きするぜ。
俺の先輩に、
健堂と言う男がいた。
こいつがガチに酒が弱く、
ちびっと飲んだだけで二日酔いになるので、
みんなから、
馬鹿にされていた。
そんな健堂の目に止まったのが、
ハイチオールC。
これを売ってた薬局のにいちゃんが、
これを飲んだら、
二日酔いしないと言ったことから、
健堂は、
ハイチオールCを購入。
その夜のコンパで、
やたらハイスピードに飲みまくり、
酔い潰れない健堂に対して、
みんなは、
大いに、
褒め称えた。
すると健堂は、
日本酒の一升ビン持って、
イッキ飲みした。
大歓声を耳にした健堂は、
気のせいか、
意識が遠くなる気がした。
確かに健堂は、
二日酔いはしなかった。
二十日酔いになった😱😱
この出来事は、
ショッキングに語られ続けられることになる。
物事には限度があるということを、
目の当たりにした者たちが、
教訓とチャカシによって、
この恐ろしくも愚かな話を、
語らざるを得ない立場へと、
奮い立たせられたかららしい。
その際、
この出来事を、
健堂が絶対に二日酔いにならないと過信した結果によるので、
健堂過信と名付けて、
記憶の片隅に、
整理してるらしい。