かつてここのブログ記事にてカキコした、
自称一流理髪師の髪男（ハツオ）｛2021年5月27日記事「職人列伝～髪男（ハツオ）」に詳述］が店を構えて10年過ぎたとある冬の終わりの暖かい日。
相変わらず、
ロングおかっぱ茶髪に小さな鈴をデコった髪男（ハツオ）は、
嫁のマドモアゼル菊美と二人で、
店を儲からせていた。
そんな二人を励ましに、
マドモアゼル菊美の父で、
高級理髪店💈店主のムッシュ権太郎が励ましに来た。
そして、
流行のヘアースタイルを取り入れども、
自身のオリジナリティを失わないようにアドバイスした。
そこに、
理容師学校から、
校長と教員と卒業生の三人が訪ねて来た。
理容師学校の校長が、
「理論と実践に培われた登校の卒業生の腕を見てあげてください」と言うと、
髪男（ハツオ）はしかめっ面しながら卒業生に、
「腕を上げな❗️」と命令した。
卒業生が腕を上げると、
髪男（ハツオ）はじっと見ながら、
「まあまあ太い腕じゃないか」とほめた。
理容師学校の教員は、
「その腕ではなく、学校で培われた技術を見てください」と言った。
髪男（ハツオ）は理容師学校の教員に、
「何だい⁉️あたしのお店で実演させろと言うのかい😠⁉️」と怒った！
ムッシュ権太郎は理容師学校の校長に、
「モナミ（ベルギー語であなたの意）。わたしらが経験の中から培った技術に挑戦する気かい⁉️」と言ってるところに、
大学生の客が来た。
ムッシュ権太郎は理容師学校の校長に、
「モナミ！このお客に、理容師学校の技術とやらを披露しな！」と言って、
全員で協議した結果、
理容師学校の卒業生が、
技術を披露することになった。
理容師学校の校長が、
「わたしたちは外にいましょう。後で驚かれないでください」と言ったので、
髪男（ハツオ）は不機嫌に、
「何だい⁉️あたしに店から出て行け言うのかい😠⁉️」とキレたが、
ムッシュ権太郎が髪男（ハツオ）に、
「モナミ。コイツらの腕とやらを見ようじゃござんせんの⁉️」と説得して、
全員、
場を後にした。
卒業生はお客に、
「どのようなヘアースタイルに？」と問うと、
客は、
「任せるわ。カッコよくしてね」と気のない言葉をかけて、
眠り込んでしまった。
店の外では、
理髪師は理論から成るのか🤔経験から成るのか🤔激論されていた😤😤😤😤
そこに、
店内から絶叫が上がった！
外にいた面々が店内に駆け付けると、
大学生の客の髪が全部剃られて、
スキンヘッド👨🦲になっていた😳
ムッシュ権太郎は驚いて卒業生に、
「モナミ！こんな世界が崩壊するような真似されて------」と苦言した。
卒業生は、
「しかしお客様が、ヘアースタイルは任せるからカッコよくしてくれと言われたものですから」と言い返すと、
髪男（ハツオ）がキレて😡
「お前❗️任せられたカッコいいヘアースタイルがなんで禅寺カットなのさ❗️馬鹿におしいでないよ❗️」と怒鳴り付けた。
スキンヘッドの👨🦲客は理容師学校の面々に、
「お前ら比叡山の回し者やろ😡❗️」と怒鳴った！
理容師学校側は、
後で詫び状を送ると言って帰ろうとすると、
髪男（ハツオ）とムッシュ権太郎とマドモアゼル菊美がハサミを掲げた。
そして髪男（ハツオ）が理容師学校の面々に、
「お前ら！このまま帰ったら、体から赤いもんが出るよ❗️」と怒鳴った！
マドモアゼル菊美が、
理容師学校の三人に、
「とにかくお座りください」と言った。
三人が座ると、
ムッシュ権太郎はスキンヘッド👨🦲された客にバリカン渡して、
「モナミ。独創的なモナミのヘアースタイルをこのお三方に披露しなさい」と言うと、
客は喜びのあまり歓声を上げた！！
髪男（ハツオ）は理容師学校の面々に、
「ふん！お粗末な結末じゃないか。いくら最先端の技術叩き込もうが、あたしにしたら、原始人の床屋なんだよ」と嫌味をカマした。
