![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/3b/7b958901455f71439b8a3054ff4e258f.jpg?1646402885)
とある会社に、
免除取り立ての新入社員がいた。
営業部に所属していた。
やから、
営業回りの車の運転に、
部の上司は、
ひとり、
古くからいる社員を同乗させた。
新入社員は車に乗り込む際、
「先輩、よろしくお願いします」と言った。
先輩社員は答えた。
「キミ。もし車がぶつかりそうな時は、運転席から突っ込みたまえよ。こう言っておかないと、一般人は助手席から突っ込む癖があるからね」、と。
新入社員は不愉快さビンビン100%🤬に、
「先輩。ぼくの命は軽いっていうことですか❓」と問うと、
先輩社員は薄ら笑い浮かべ、
「キミ。今の会社が、私とキミとどちらを重宝するか考えてみたまえ。ハッキリ言っておくが、私の命の価値はキミのものより100万倍も重いんだからね」と答えた。
新入社員が黙ギレしていると、
先輩社員は、
「黙りこんでないで車を運転したまえ。そしてぶつかる時は、運転席からだということをしっかりと覚えていたまえ」と厳しく言った。
新入社員は車を走らせながら、
心に、
「突っ込みそうになった時は必ず助手席から突っ込んで、こいつに初盆を迎えさせてやる。その時は、DAISOの線香を買って、こいつを弔おう」と呟いた。