とある大手IT会社に関する出来事。
そこの社長は、
3月9日のサンキューの日に、
自身のデカい別荘を提供して、
パーティを催した。
いわゆる、
感謝の宴と呼ばれるものや。
感謝の宴では、
おフランス🇫🇷の高級料理と高級中華に彩られた、
豪華絢爛の食い物に、
高級酒飲み放題のもてなしをした。
この、
感謝の宴を催した社長は、
かつては、
三日に一度のにゃんにゃん飯を食って飢えをしのいだ、
極貧過去があった。
けど、
宝くじに当たってIT系企業を起こし、
それが、
大きな儲けを生み、
恒久的に高級な生活を営むことができるようになった。
感謝の宴が進むにつれ、
社長を中心に全員酔い潰れ、
千鳥足な触れ合いの場と化した。
社長は、
『感謝』というテーマの絵を見せると言い、
さくらんぼの種を描いたものを見せた。
全員無理矢理感動して、
「感謝していただいたさくらんぼの種が新しい感謝の実を授けるのですね」と言って、
目を閉じて涙を流した🥲
社長も感動して、
別荘の裏にある、
自身のデカい専用墓地🪦に、
みんなを案内した。
そして、
墓石🪦の前で仰向けになって目を閉じ、
「すべてが感謝の日々やった。わたしはもう死のう」と言って、
動かなくなった。
招待客にいた数人の寺の坊主が数珠📿を出して読経し、
招待客は、
「世界で一番偉い人が亡くなった」と言って号泣した!
すると社長は泣きながら起き上がって、
数人の社員に、
「ありがとう」と言って、
小切手を配った。
もらった人たちは大声で喜び、
「10万もらった!」と言い放ったので、
他の招待客も、
「社長!私たちにも!」と押し寄せた。
社長は不機嫌に、
小さな封筒を押し寄せた人々に手渡した。
封筒の中には小切手ではなく、
50円切手が一枚入っていた。
封筒をもらった面々は、
キレるのをこらえて、
「ありがとうございました😊」と無理矢理感謝した。
次に、
『感謝』を題材とした演劇が、
劇団の俳優によって、
演じられた。
その内容は------
あるお腹のデカい女子社員が苦しそうに働いていた。
そこに、
社長に扮した俳優が現れ、
女子社員に、
「かわいそうに。産休をとりなさい」とやさしく言った。
女子社員は涙を浮かべ🥲
「サンキュー」と言った------
社長は深く感動し、
他は無理矢理感動して、
感謝の宴は終わった。
この感謝の宴に対してやけど、
招待された社員たちは、
地腹を切って自分たちをもてなした社長に感謝して、
社長は、
自分に合わせてくれた社員たちに感謝することへの意義があった。
現在、
このIT企業は、
他のIT企業に合併されて、
この感謝の宴も開かれなくなったが、
この感謝の宴を知る者達は、
馬鹿馬鹿しくもイイ思いをした、
3月9日を懐かしく回想するという。