レフティの中学時代の出来事。
クラスメートにカワグチという男子がいた。
高所ダイブが超苦手の水泳部員やった。
ある日、
カワグチは、
クラスメートたちに、
「お前が高いところからダイブするよりも、俺らみんなが宝くじに当たる方が可能性大アリ」と小馬鹿にされたので、
「俺はスゲー高いところからダイブしてお前らを人間オワコンにしてやる」と言い返した。
クラスメートたちは、
「夢の中の夢でも無理」とからかった。
そのとき、
レフティが、
クラスメートたちに、
「俺はカワグチを信じたいから、賭けにしないか?俺が負けたらお前らひとりひとりに一万払う。けど、カワグチがダイブしたら、お前らはひとりひとり俺に一万払え」と言ったので、
クラスメートたちはこの提案に喜んで合意した。
カワグチは、
このレフティとクラスメートたちとのやり取りを聞きながら、
心に、
蓮🪷の咲いているところに旅立ちたいと思った😢
数日後。
カワグチは水着に着替え、
高所の飛び込み台に着いたが、
下を見て、
心臓バクバクになった🙀
とてもダイブは無理やと思い、
クラスメートたちに手を合わせて頭を下げまくった。
クラスメートたちは、
レフティから総額30万が手に入る喜びに、
心に天国を感じた😍
と、
そのとき、
地震が起こり、
高所の飛び込み台が揺れたので、
カワグチの足がもつれて、
ダイブした(と言うより落ちた)!
その後、
クラスメートたちの提案で、
レフティへの賭け金一万を分割払いにするということになった。
レフティは、
一万円の分割払い手数料2千円を加え、
月千円の12回払いで合意すると言い出し、
クラスメートたちは、
しぶしぶこの条件を飲んだ。
そしてそこには、
高所ダイブを敢行したカワグチへの賞賛と小馬鹿にしたことへのお詫びのひとかけらも無い、
金銭問題だけが存在していた😔