ある電柱でナガオという男が登って、
工事をしていた。
すると、
片想いのオンナが通りかかったので、
電柱の上から大声で挨拶したが、
スルーされた。
ナガオは慌てて、
オンナを呼び止めようとした際に、
足を滑らせて、
電柱から落ちてしまった。
幸い大怪我を免れたが、
肘を擦りむいたので、
ヨードチンキを塗って、
その痛みに絶叫😱した！
ナガオは超ギレ🤬して、
スルーしたオンナを殺人未遂と、
精神的苦痛を与えたという、
アンバランスな罪状で、
知り合いから紹介された法律事務所の、
『報の清心』に出向いた。
そこには、
法廷闘争無敗の取り締まり役にして弁護士のマグナカルタ21という小太りの中年男がいた。
ナガオが相談すると、
マグナカルタ21はしばらく考え込み、
「この事件は、1女性の挨拶無視では済まされないものがあります」と言うと、
ナガオは目を剥いて、
「ナンですと😵⁉️」と驚いた！
（あまりの大げさ振りに俳優組合に入ってるんやなかろうかと調べたが無関係やった）
マグナカルタ21は、
「この事件の闇は深いのです」と呟くと、
ナガオは、
「トンでもないことです❗️」と叫ぶんやった。
（ケイシロウ。俺、記事の書き上げ嫌になったぜ🤢）
マグナカルタ21は、
「電柱そのものがどういう素材で出来たのか？また、落ちやすい労働環境をもたらしたものは？」
と一旦言葉を閉じて、
「電力会社がこの事件の主犯なのです！」と言い放った。
マグナカルタ21とナガオは、
大手電力会社に行き、
コトのいきさつを説明して、
提訴する考えを示した。
電力会社側は、
しばらく無言😑で考え込んだが、
ナガオに、
「あなたのご自宅は電気料金とガス料金が別になっていませんか？」と問うたので、
ナガオはその通りだと答えた。
電力会社側は、
「どうでしょう。当社の電気とガス料金の統一プランに入られたら。そうすれば月に70円ほど安くなりますよ」と言った。
ナガオはマグナカルタ21と相談して、
この料金プランに入ることで、
電力会社と和解することになった。
ここに、
また、
マグナカルタ21の法廷闘争無敗伝説の1ページが誕生するんやけど、
このマグナカルタ21は、
今まで一度も法廷闘争を行ったことがなく、
すべて安示談に持って行く天才というより詐欺師に近いもんやった。
なお、
ナガオに対して、
マグナカルタ21は、
今回は大手電力会社という大物を相手にしたので、
70万の弁護料を請求した。
ナガオは、
たくさんの借金があったが、
真摯に弁護料を払うことをマグナカルタ21に約束した。
マグナカルタ21も、
そんなナガオを気遣って、
70円の一万回払いというカタチでの支払い契約を結んだ。
ここに、
世を全く騒がせなかった、
電柱拶（でんちゅうさつ）事件は、
幕をおろした。