だいぶ前の出来事。
モーさんがなかなか宝くじに当たらないので、
ダチ数人に、
「宝くじは当たらないように仕組まれてる」と愚痴った。
このダチたちの中に、
パソコンで確率論でモノゴトを当てることが趣味のカクさんという男がいた。
カクさんはしきりに、
モーさんに、
「今度はお前、絶対完璧に当たる!俺の計算した確率がそれを証明する」と言うので、
モーさんはせせら笑った。
するとカクさんはキレて😠
「じゃあ、今度お前が宝くじを外れたら俺は百万円出す。その変わり、お前が当たったら俺に百万出せよ!」と言ったので、
モーさんもムキになって、
宝くじを買った。
当選発表の日、
モーさんはカクさんの言う通り、
当然した。
当然金額は100万円やった。
モーさんはカクさんに会い、
「お前、凄いな!約束の百万だぜ」と言って、
札束の袋をカクさんに手渡した。
カクさんは、
百万円入った袋をもらったが、
どこか寂しげなモーさんに、
「お前は俺のダチだ!お前にも百万のわけまえをやるぜ」と言って、
ポケットから100円玉一枚を出してモーさんにあげた。
モーさんの顔に喜びが浮かび、
「ありがとう」と言って、
100円玉をもらった。
が、
心に、
「百万もらって100円かよ😡殺すぞ❗️」とキレていた😡