ケイジロウ（SK）と同じ歳のカイくんの、
成人の日の思い出。
カイくんはカノジョと成人の日前から、
夜更かしして、
寝不足のまま、
成人式へと赴いた。
そして、
大人になった喜びが、
カイくんとカノジョから眠気を奪ったので、
二人は、
遊びに遊びまくった。
夜になると、
免許を取って車を運転してたことで、
カイくんは、
今まで愛用していたスケボーの最後乗りをしたいと言ったので、
カノジョも付き合うことにした。
夜道、
スケボーにカイくんを先頭に、
カノジョが後ろに乗って、
二人乗りして、
ゆっくりと走っていた。
この時、
二人を睡魔が襲い、
二人は眠りこけた。
同時に、
道は坂道になり、
気付かない二人を乗せたスケボーは、
急スピードで坂を下り、
そのまま前方にある飲み屋に突っ込んだ！
飲み屋の店内は、
ドアが壊れた挙句に、
二つの大皿に乗せられてた煮物が、
落ちて散乱して大皿は割れた！！
店の経営者のオヤジはガチギレして😡
「ナンや❗️その店の入り方は❗️❗️」と激しく怒鳴った！
カイくんは必死に、
「ごめんなさい🙇♂️成人になって初めて酒飲みに来ましたから！」と、
訳のわからん言い訳をした。
そのとき、
店内の紳士風の男性が経営者のオヤジに、
「まぁ、許してあげなさい！私が弁償するから。彼らは生まれて初めて飲み屋に来たんだからね」と言うと、
店内の客はみんな、
「成人おめでとう❗️」と叫んでグラスを掲げた。
カイくんとカノジョは、
紳士風の男性のテーブルに誘われたので、
席に着いた。
そのとき紳士風の男性はカイくんに言った。
「まず飲み屋に入る時のルールから教えるね。飲み屋にはスケボーに乗ってドアを壊して入って来たら駄目なのよ」、と。