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蜂宝美人(はちほうびじん)

2024-01-19 22:50:00 | 日記




(sisyo様、お誕生日おめでとうございます🎉🎂🎁
昔、公開を見合わせた当記事をプレゼント🎁いたします。
そして、年末年始の不調子に負けられず、
この年を調子良く幸せ😃に歩まれますように)

スズメバチ処刑ショップ『ビー取る巣』健在の頃のこと。

とあるデカ家があった。
凄まじい資産家らしく、
デカ家の隣には、
愛犬のチワワ用の、
デカい犬小屋(ペットハウス)が建てられていた。
そしてその隣には、
犬小屋の半分しかない平屋の家政婦部屋があった。

この資産家の家に住み込みの家政婦は、
名をウメコシという、
デカ顔でデカ唇でギョロ目の40代女性やった。
資産家夫婦から、
「梅干し」と呼ばれていることから、
性格もひねくれていた。

資産家夫婦は、
チワワには高級牛のひれ肉を与え、
ウメコシには、
めざしと梅干しと永谷園の松茸のお吸い物を与えた。
ウメコシは、
この仕打ちを心に呪った。

ある日、
庭にスズメバチ🐝が巣を作っているから取りに行けと言われ、
ウメコシは言われるままに巣に近づき、
スズメバチ🐝に顔を刺されてしまった!
うめきまくるウメコシをよそに、
資産家夫婦は、
今朝、
ポストに入れられていたチラシの、
スズメバチ処刑ショップ『ビー取る巣』に連絡した。

『ビー取る巣』から、
すずめちゃんとハチさんと数人のスタッフが来て、
駆除作業にかかった。
ウメコシは顔の痛みにうめきまくるので、
すずめちゃんはウメコシにやさしく、
「うめくことはないのよ。あなたを駆除するんじゃないんですから」と声をかけた。
ウメコシはキレて😠吠えた!
資産家夫婦はウメコシに、
「こら!梅干し!吠えるな!」と叱った。
すずめちゃんは、
チワワとウメコシを見比べて、
資産家夫婦に、
「犬は1匹だけですよね?」と尋ねた。
ウメコシはキレて😠吠えた!

そこにハチさんが来て、
「さっきから馬鹿なことばかり言いやがって!顔をスズメバチ🐝に刺されとるんや⁉️」と言い、
「応急処置せんと」と言葉を続けた。
すずめちゃんは、
「サウジアラビア🇸🇦の王宮は建て直されたから、ハチさんが心配することはないのよ」と言うので、
ハチさんは、
「誰がサウジアラビア🇸🇦の王様の話をしとるか⁉️間に合わせの治療して病院に連れて行かんとオオゴトになるんや!」と叱った。

その時、
ウメコシが痛みで、
あちこち体を動かした。
すずめちゃんはウメコシに、
「動かないで❗️顔とお尻の部分の区別がつかなくなるわ❗️」と怒鳴った!
ウメコシは超ギレして😡吠えた!
そしてうなり声に交えて、
「カロナール!カロナール!」と言うので、
すずめちゃんは「待ってて!」と言って、
男性スタッフを連れてきて、
「この人がカドナルさんです」と言った。
カドナルはウメコシに頭を下げた。
ウメコシは激ギレ🤬して、吠えた❗️
ウメコシは痛み止めのカロナールを要求してたからやった。
すずめちゃんは慌てて、
「痛み止めのカロナールなんて困るわ、梅干し!カドナルさんで我慢して!」と言うと、
ウメコシは激激🤬🤬にキレて、吠えまくった❗️❗️

ハチさんはすずめちゃんに、
「ハヨ治療せんか❗️顔が腫れ上がって高熱が出るぞ❗️」と怒鳴った!
すずめちゃんは、
「でもハチさん!これだけ腫れてる顔がまだ腫れるって言うの?顔の重さで土にめり込むわよ」と言い返すと、
ウメコシは絶ギレして🤬💯吠えた❗️❗️❗️

すずめちゃんは資産家夫婦の嫁に、
「ナンでもいいから持ってきて!」と声をかけた。
ハチさんの言う通り、
ウメコシの顔が腫れ上がってきたので、
パニくったすずめちゃんと資産家夫婦は、
台所のあらゆる調味料をウメコシの顔にかけて、
液体プルーンや蜂蜜や牛乳までかけまくった!

そこに、
カドナルが呼んでいた救急車🚑が到着して、
ウメコシは搬送された。
そして、
ウメコシへの、
応急処置の一件は、
すべて資産家夫婦が揉み消したので、
『ビー取る巣』にお咎めはなかった。

数年後。

『ビー取る巣』がとある新居を壊したことから(2019年10月9日記事『スズメバチ駆除残酷物語』『スズメバチ駆除残酷物語2』に詳細)、
『ビー取る巣』は倒産した。

ハチさんとすずめちゃんが、
大きなスズメバチ🐝の巣が見えるところで、
駆除出来ない悲しさにむせび泣いていると、
宮脇咲良似のオンナが来て、
「あら!お前らじゃないの😃❓」と声をかけた。
すずめちゃんは不思議そうに、
「あんた、誰⁉️」と尋ねると、
オンナは、
「ウメコシです」と堂々と名乗った。
すずめちゃんとハチさんが驚く中、
ウメコシは、
アレからのことを説明した。
それによると、
すずめちゃんと資産家夫婦のデタラメな、
ナンでもかけまくり応急処置が、
スズメバチの毒性と混じり、
後々の治療薬がまた混じって、
顔の腫れが引いたら、
宮脇咲良似になってたという。
ウメコシは、
この突然変異的な美貌を生かし、
不正と不自然なビジネスをもって、
富を得ることに成功した。
更に、
家政婦時代に培った、
八方美人の性格が功を奏して、
更なる富を産んだ。
人は、
ウメコシを、
スズメバチ🐝に刺された顔から生まれた美貌だとして、
蜂宝美人(はちほうびじん)とささやき、
更に、
「蜂宝美人(はちほうびじん)は八方美人で富を得た」とまでささやかれることになった。

現在、
かつての資産家夫婦は、
株取引の失敗から無一文になり、
ウメコシが家政婦として引き取った。
ウメコシは、
資産家夫婦のかつての家に住み、
隣のチワワのデカい犬小屋はそのままにして、
平屋の家政婦部屋に元資産家夫婦を住まわせた。
ウメコシは、
チワワには、
特上の神戸牛のひれ肉を与え、
資産家夫婦には、
梅干しと永谷園の松茸のお吸い物とスズメバチの佃煮を与えた。
また、
『ビー取る巣』再建の為にと、
すずめちゃんとハチさんに、
それぞれ2千円の寄付金を捧げた。