ケイシロウとトークアバウト

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まつおかの娘😢

2024-01-22 22:46:00 | 日記




どう見ても未成年の変顔のオンナ🤪が、
片手にマラカス持って、
もう片手にワンカップ大関を持ち、
「マツオカです❗️マツオカです❗️」と叫びながら現れ、
ザ・チャンプスの『テキーラ』を🎤ハモりながら、
さびの部分で「テキーラ❗️❗️」と叫んだ!
そしてワンカップ大関を飲み、
再び『テキーラ』を🎤ハモりながら、
さびの部分で「テキーラ❗️❗️」と叫んだ!
これを見た人たちは、
「マツオカだぜ。目を合わせるな」、
「ナニがテキーラだよ!ワンカップ大関やないか」、
と呟き合う中、
レフティが、
「馬鹿度がレベチ(最高位という意のスラング)だぜ」とまで、
陰罵りが絶えなかった。

ここに心を閉ざしまくった女子高生がいた。
誰とも口を効かないこの女子高生は、
担任教師に、
「あたしはマツオカの娘です。あたしはいつも笑われてるのよ」と常に語り、
引きこもりがちで、
なかなか登校しなかった。

そんな女子高生をよそに、
変顔🤪のオンナは、
相変わらず、
「マツオカです❗️マツオカです❗️」と叫びながら現れ、
片手にマラカス、片手にワンカップ大関を持ち、
ザ・チャンプスの『テキーラ』を🎤ハモりながら、
さびの部分で「テキーラ❗️❗️」と叫び、
ワンカップ大関を飲むんやった。
この光景を見ていた学校担任は、
悲しげに立ち去った。

翌日。
マツオカの娘が登校して来たので、
担任は、
学校カウンセラーを呼んだ。
呼ばれたのは、
12歳そのものの顔と体を持つ、
子供体型系セラピストのタイチ君やった(2020年1月25日記事『大きな小人』参照)。
マツオカの娘はタイチ君がセラピストとは知らなかったので、
「あたしはマツオカの娘です。ぼくにはわからないのよ」とやさしく言った。
学校担任はマツオカの娘に、
「この方はガキじゃありません。精神科医です」と説明した。
マツオカの娘は力なく、
「ごめんなさい」と呟いた。

タイチ君はマツオカの娘をじっと見て、
「知ってんだろ。お前がマツオカの娘じゃないってこと」と言った。
マツオカの娘はあ然として、
「ナナナナナ------」と声を出した。
タイチ君は、
「ナナナナナじゃねよ」と言って、
マラカスとワンカップ大関をマツオカの娘に手渡した。
するとすぐに、
マツオカの娘は大声で、
「マツオカです❗️マツオカです❗️」と叫んで、
『テキーラ』を🎤ハモりながら、
さびの部分で「テキーラ❗️❗️」と叫んで、
ワンカップ大関を飲んだ(この時は中身を水にすり替えていたらしい)。
そしてそのまま、
マツオカの娘は気を失った。

マツオカの娘ことまつおかは、
自分が陰キャ過ぎることに劣等感を持っていた。
そこに、
学校の先輩のレフティから、
「10年に一度の陰キャ」と言われたことから、
心の動きが半回転するようになった。
陽キャというよりただのお馬鹿なマツオカと、
10年に一度の陰キャのまつおかが、
この女子高生の心を支配した。

タイチ君は後で学校担任にこう言った。
「教科書や参考書なんかじゃわからないです。人の心は------」、と。