ケイシロウとトークアバウト

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父の秘密

2024-02-01 22:28:00 | 日記




これはノブミツのダチ、
カズオが体験した出来事。

父子家庭に育つカズオが12歳の時に、
父親への違和感を覚えた。
どういう訳か、
父親が裸になった姿を見たことがない。
一緒に海に行っても、
父親は泳ぐことはない。
お風呂は、
覗かれないように、
厳重に鍵を閉める。
しかし、
このことを除けば、
良い父親やった。

そんな父親が、
いきなりいなくなった。
カズオは問答無用に、
父親の実家の叔母の元に引き取られる。
急な引っ越しのせいで、
小学校のダチらとは、
お別れ言う暇もなく、
新しい地での中学生活となった。
ここでノブミツと知り合うが、
このいきさつは当記事とは関係ないので、
割愛というよりはスルーさせていただく。

叔母の家で中坊して2年になった年、
トシエという女性が同居することになった。
叔母とどういう関係か知らなかったが、
やたらカズオにやさしいので、
仲良くなった。

カズオが高校に進学するとともに、
叔母が病気がちになりガチに困っていたところを、
トシエがカズオの面倒を見てくれた。
カズオは安心して、
高校生活を満喫した。
カズオのクラスメイトやったノブミツが、
俺のYahooブログで〈ゼロ・プレイス〉革命を起こすが、
ケイイチロウ(AM)に鎮圧されたことがこの時期にあったが、
当記事とは関係ないので割愛する。
カズオは大学受験に受かり、
国公立校への入学が叶った。

大学一年生のとき、
カズオが一人で留守番していた。
そこに、
前髪を普通に伸ばし後頭部を剃った50代男が、
一本のビデオテープを持って訪ねてきて、
カズオに手渡した。
その際、
この男は荒い鼻息しながら、
「湖で日光浴をしていたアヒルの群れに、いきなり絶対零度の寒波が吹きつけたので、湖が凍ってアヒルの足を挟み、アヒルはそのまま動けなくなっちまった」と言った。
カズオは、
「絶対零度の寒波が吹きつければ、湖だけじゃなくアヒルも凍る🥶よ」と反論した。
男は荒い鼻息しながら、
「チミのその合理性が悲しみをもたらしたのです。ビデオテープの真実に慄然せよ!」と言い残し、
去って行った。

カズオは怪訝🤔な気分で、
あまり使われていないビデオデッキに、
このビデオテープ📼を入れた。

ビデオテープ📼には、
父親が写っていた。
そして語った、
「カズオ。真実を語る時が来た。実は父さんは------(口ごもった挙げ句猫撫で声になり)女だったのよ」と言って、
横座りした。
驚くカズオをよそに、
ビデオ映像の父親は、
「あたしは男になろうとしたんだけど、失敗しちゃった😔だって、やっぱり、女の子なんだもん😢再び性転換手術をしてあなたの前に現れるわ。トシエという名の親戚の女性としてね」と言い、
映像が消えた。

茫然自失していたカズオのもとに、
トシエが帰って来た。
カズオが青ざめていたので、
「どうしたの❓」と尋ねた。
カズオはトシエをじっと見つめて、
「あんた、父さんだったんだね」と語った。
トシエもカズオをじっと見つめ、
「驚かせてしまったな」と言った。
カズオはキレて😠
「驚く以前に年季の入った馬鹿なことすんじゃねーよ❗️」と叫んで、
トシエを壁に叩きつけた❗️(壁ドンならぬ壁ゴン😳)

カズオとトシエは非常に気まずくなったが、
時が流れるにつれて、
このミョーなことがフツーに感じるようになり、
カズオとトシエは仲良く暮らした。




桜島から2万6000年の屈辱😱

2024-02-01 00:29:00 | 日記




巨大な闇組織のアタマであるお家さまは(2021年4月10日記事『裏社会を往く😈😈』参照)、
漫談DJ崩れの骸骨顔した、
兵庫県生まれの洒落神戸を連れて、
超成金グループのつつじ坂44と、
正体を現さないで巨大なコケシから声を伝達する、
裏社会のラスボスのクイーン・ギャラクシアと共に、
とある高級ホテルの一室で座に着いた。
つつじ坂44のセンターの玉甘噛みババアが、
「本年は桜島が誕生して2万6000年にあたるどうでもよい年にてございます。このどうでもよい年のイベントを開くことといたしました。すなわち、おはら節を最後まで踊り抜いたカップルに、賞金を与え、桜島誕生2万6000年を祝うのです」と言うと、
お家さまは、
「素晴らしい👍どうでもよい年にふさわしいイベントじゃないか!」と絶賛した。
巨大なコケシも、
「よきにはからえ」と相槌した。
こうして、
悪質にして巨大資本を掲げる集団の共催による、
桜島誕生2万6000年のイベントである、
おはら節のマラソン踊りが開かれることとなった。

ここに、
しのぶの母校である大学のチア部に所属するヒロミは、
大先輩のしのぶに泣きつき、
「ホストに貢ぎ過ぎて多額の借金を負いました。ホストの名は伏せておきますけど、横須賀彗星なのです!」と、
憎々しげに語った。
伏せておくと言いながら、
相手の実名を晒すこのヒロミに同情したしのぶは、
クイーン・ギャラクシアらのおはら節の踊りマラソンへの参加を推薦してやることにした。
ただし、
カップル参加が絶対条件なので、
おはら節を得意げに踊れる男を探すように提案した。

ヒロミは気落ちしながら、
寂しげな山道を歩んだ。
そして心に、
「おはら節を得意げに踊れる男とか、どこにそんなのいるの😢⁉️」と呟いた。
と、
向こう側の広場から、
浴衣姿でラジカセ使っておはら節を踊っていたオンドを見つけた。
ヒロミはオンドに、
一緒におはら節踊りマラソンへの参加をお願いした。
オンドにとっては願ってもないことやった。
おはら節踊り最強の男を証明するなによりの場であったからや。
こうして、
ヒロミとオンドは、
桜島誕生2万6000年を祝うどうでもいいイベントへの参加を決断することにした。

とある大ホールを、
浴衣姿のカップルが埋め尽くしていた。
主賓席には、
真ん中に巨大コケシ、左につつじ坂44、右にお家さまグループが着いていた。
巨大コケシからお家さまに、
「お家よ❗️」と呼びかけたので、
お家さまは身を正して、
「はっ❗️」と敬礼したが、すぐにキレて😠
「何マウント取ってんだよ❗️あたしは共催してるんだよ❗️」と怒鳴った!
巨大コケシは、
「わらわの気づかぬところはしかと見張るのだ!」と命令した。
お家さまは更にキレて😡
「マウント取るなと言ってるだろ❗️つつじ坂44ともども共催してるんだからね❗️」と凄んだ!

洒落神戸による、
参加者へのルールが説明された。

★おはら節踊りマラソンルール
1.おはら節踊り260分(4時間20分)経過につき26分の休憩。この間にトイレや食事や睡眠を取ること
2.260分以内に踊りを止めれば、如何なる理由によっても失格
3.音楽が鳴ると同時に踊らなければ失格
4.2日以内で最後までいたカップルの勝利。2日を超えたカップルはすべて合格とする
5.26分の休憩に該当するロスタイムが存在する
6.桜島誕生2万6000年への敬意を表す参加者への投げ銭制がある

すべての参加者が上のルールを承認して、
おはら節踊りマラソンが開催された。
オンドにおはら節の特訓を受けたヒロミは、
上手くオンドと踊りまくった。
踊り方まで審査の対象になるからやった。
4時間20分後に、
桜島大根の漬物とさつまいも🍠としろくまが出され、
これが大会を通しての食事ということやった。
が、
あまりのきつさに脱落カップルがどんどん出た。
さすがのオンドも疲れてきて、
腕と足が痛んだ!
ヒロミはあまりのきつさに泣きながら踊った😭
けど、
借金返済のために頑張った!

多くの脱落カップルを見ていた主賓席では、
巨大コケシがお家さまに、
「お家よ❗️」と呼びかけたので、
お家さまは身を正して、
「はっ❗️」と敬礼したが、キレて😠
「マウント取るなと言ってるだろが❗️」と怒鳴った!
巨大コケシは不敵に笑い、
「わらわはこのイベントを桜島に捧げようぞ!」と言った。
お家さまは、
「そういうモノの言い方をするな❗️」と凄んだ!

4時間20分のおはら節に休憩26分の過酷さに、
オンドとヒロミを含む数カップルが2日を耐えた。
時間は終わりの合図を告げ、
オンドたち数カップルは、
倒れ込んだ。
ヒロミは借金返済する前にパンツを履き替えたいと考えていた。
と😱
大きくおはら節の音楽が鳴り響き出した。
オンドたちは起きあがろうとしたが、
手足が動かなかった。
ロスタイムの存在を忘れた敗北やった!
そして、
勝利者はゼロということになった。

主賓席では、
巨大コケシがお家さまに、
「お家よ!わらわと共に人の浅ましさを見よ❗️」と言った。
お家さまは、
「そういうモノの言い方をするなと言ってるだろ❗️」とキレた😠

オンドとヒロミががっくりしているところに、
桜島大根の漬物とさつまいも🍠としろくまが運ばれたが、
見るのも嫌やったとこの二人は後に証言している。

そして洒落神戸がマイクを持ち、
最後まで頑張っていた数カップルに、
投げ銭制が適用される旨が伝えられた。
クイーン・ギャラクシアの声が巨大コケシを通して伝えられた。
「わらわは、お前たちに桜島2万6000年の慈悲を示そうぞ❗️」、と。
横席のお家さまは、
「そういうモノの言い方をするな」と呟いた。
投げ銭は、
つつじ坂44側から2万6千円、クイーン・ギャラクシアから2万6千円、お家さまグループから2万6千円の、
合計7万8千円となった。
ヒロミは悔しそうに、
「裏社会を牛耳る組織の群れの割には額が安過ぎやないか!」と呟いた。

しかし、
この桜島誕生2万6000年のどうでもいいイベントに参加して頑張ったヒロミの様子を知った横須賀彗星は、
ヒロミの借金を肩代わりしてあげた。
そして、
ヒロミはオンドに誘われて、
鹿児島県に行き、
オンドの父サカキの墓参りに同行した。
オンドは墓🪦に向かって、
「父さん、頑張ったよ」と言って、
携帯用カセットでおはら節を流して踊り出した。
ヒロミはスマホ📱でしのぶに通話した、
「先輩!あたし、この人とは無理😬すぐに東京に帰ります!」

こうして、
裏社会を牛耳る大組織まで絡んだ、
桜島誕生2万6000年のどうでもいいイベントは、
幕をおろすことになった。