ケイシロウとトークアバウト

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さすらいの三社参り

2024-02-10 22:37:00 | 日記




低身長症とあらゆる成長障害のせいで、
12歳の体のままに大人になって、
セラピストとして生きているタイチ君の前に、
ヨネ、キン、フミという3人の老婆が向かい合っていた。
この3人のばあちゃんは、
ショックによる神経衰弱でタイチ君の元に来た。
ナニがばあちゃん達にショックを与えたかというと、
「神の沈黙」についてやという。

タイチ君は詳しく、
ばあちゃん達に、
「神の沈黙」について問いただした。
すると、
このばあちゃん達は、
箱根に三社参りに行ったと言う。
すなわち、
箱根神社⛩️→九頭龍神社⛩️→箱根元宮を参拝することで、
特に、
九頭龍神社から箱根元宮までには、
ロープウェイ🚡に乗らないといけない。
この三社参りを、
気が付かずにそのまま三度も繰り返し、
おかしいと思ったロープウェイ🚡の運転手によって、
通報された。
この時に、
ばあちゃん達は、
「神の沈黙」を確信して、
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ(わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか?のアラム語)!」と、
激しく叫んだ!
(若い頃、ミッションスクールに通ってたらしいけど、箱根神社で言っても場違いな気がする🤔)

この話しを聞いていたタイチ君は、
「ナニが神の沈黙だよ❗️テメーらがニンチ入って繰り返しただけじゃねえか❗️」と叱った!
ばあちゃん達は、
いつのまにか体も疲れて😓金も無くなっていたと嘆いた。

タイチ君はばあちゃん達に、
「けど、何回も三社参りをさせられたのは、神様が寂しかったんだと思いますよ」と言うと、
ばあちゃん達は、
「神は何もお語りにならなかった」と悲しく答える。
タイチ君は根気強く、
「何もお語りにならなかったとか言うけど、あんたら難聴ひどいんでしょう?聞こえなかっただけじゃないの?」と言うと、
ばあちゃん達は嬉しそうに顔を輝かせた😃
そして、
ヨネが、
「そう言えば三社参りをしていた時にお互いの心が燃えたじゃないの⁉️」と言うと、
キンも、
「そうよ!激しく燃えたから119番通報しようとしたんだから!」と元気に答え😃
フミは、
「神は生きているわ!また、今から行きましょう!」と提案した。
タイチ君は、
「もう行かんでいい!!」と言って、
3人の老婆の心の病が回復したことを知った。

タイチ君は、
自分が10代の頃、
なかなか体が成長しないので、
大学病院で診察された日のことを思い出した。
あの時母親が悲しそうに、
「タイチ。あんたは大きくなれないのよ」と言い、
髭一本も生えない完璧な永遠の子供としての今を思った時、
その答えを神に求めるよりも、
精神の世界に見出すことにした現在に満足した。