goo blog サービス終了のお知らせ 

辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

「生」「死」って紙一重だなぁーと思うからこそ、「死」のドキュメンタリーを制作する

2017-10-04 23:45:02 | パソコン
俗に言う、「生後間もない赤ちゃんを撮影する、ニューボーンフォト」なるものが
カメラマンの美徳とされる中、自分も、「誕生」の撮影を多数担当する中、
「死」のビデオも制作する。

いわゆる、「お葬式ビデオ」というものである。
それを「作品」として、位置づけるのは
自分として判断に困るところだが、
東京、神奈川を中心に、お寺、葬儀社からの問い合わせを
いただく。

そんな中、多くの写真館さんや、ビデオプロダクションさん、フリーランス カメラマンさんが
直面するのが、
映像制作の依頼主は、喪主である家族なのだが、
大抵撮影していると、親族側から大抵クレームが入ることを
話としてよく伺う。

私は、そんな経験はなく、スムースにお葬式、告別式を撮影できるのだが
撮影している様子を親族がみると
どうも、ひとこと言いたくなるんだといういう。

それは、、、
「涙ひとつ流さず、よく撮影できるな」、といことである。

だいたい、親族から、ビデオ制作の発注主である喪主に
そんな話が来るので、
日本では、結婚式ビデオは人気があっても、
真逆の「お葬式ビデオ」は、マイナーで、撮ってはいけない事象という
イメージがついて廻る。

でも、難しいテーマではあるが
カメラマンは赤の他人であるから仕方ないといえば、仕方ないのだが、、、

私の場合、喪主や親族、住職でさえ、「3度見」してしまうほど
「涙」を大量に流しているということであった。

3度見しちゃったよって、親族に毎回、指摘される。

どのくらいかというと、
撮影しているカメラの真下に、電飾の灯篭があると、涙で電飾が漏電するほどといった具合である。

自分自身、涙の量に驚くことなく
「涙」ちょっと出ていて、ファインダーが見づらいな、というった具合である。

大抵、お葬式を撮影していると、やけに親族が自分に優しく接してくれるなぁー、という経験が多い中、
やはり、「死」を撮影することは悲しいことなので、「涙」も止まらなくなる、というのが自身の信条である。

都内はもとより、様々な斎場やお寺で見かけたときは
あまり、僕に構わずそっと見守っていてくださいとしか言いようがないのです。

蛍光色が故に、目立つことに意義がある、蛍光テープとカメラのいい関係

2017-10-04 23:05:04 | ビデオ制作
秋なると思い出す〜♪

と、言わんばかりに、「秋はファション月間」であり、ショーも頻繁に行われる。

こんな私も、アメリカ ニューヨークでビデオプロダクション起業して
しばらくは、ニューヨークのフッションショーで、ランウェイの
オフィシャルカメラマンをしていたことがある。

きっかけは、NY滞在中にアパートでルームシェアをしていたのが
ショーのプロヂューサーで、「お前、カメラマンだったら、撮影の仕事してみない?」と
お誘いを受けて、担当したことがある。

しかも、当時、NYの映画やビデオプロダクションの組合の目も
気になるところで、組合に属さなければそんな仕事もできない
のが現状でしたが、ルームシェアのPの蔓に一声で、
抜擢という快挙でした。

しかも、チーフとして使命を受けたので責任重大であり、
英語も堪能ではないので、苦労も多かったのですが、
無事にお仕事をやり遂げました。

そんな中、ランウェイのモデルを撮影する時に
オフィシャルカメラをモデルに認識させる必要がある。

だって、その映像は、世界各地に配信されるのだ。
そんな配信も世界規模となれば、ナン億円というくらいの
収益があるので、責任重大である。

で、考えた挙句、
ケミカルライト(ルミライト)をレンズ前に翳す、ということを考えたが、
棒状の蛍光体を、ボキッと折って発光しているのが、約30分ほどなので
頻繁に交換する必要があり、ちょっと面倒ということで却下。

あれこれと試す中、比較的に調子が良かったのが、
3M社の蛍光テープだった。

舞台から漏れる明かりと調和して、長時間で、安定して
ピンク色を醸し出すのが好評だった。

ちょうど、写真の様にレンズフードに
幅1センチ程度の、のりしろを作りそこにテープを貼ったのが
きっかけでした。

おかげさまで、モデルさんからの評判もよく
時々、こんな小技を開発しながら撮影に挑んでいます。