シリーズ3作目。看護婦、医師、登山家、家出少年……。外は一面の雪景色。冬枯れのあじさいホテルに普通の客がやってきた。極道従業員のもてなしの中で、彼らは生と死ギリギリの会話をドギツク、やさしく交わす。冬山に轟く愛と涙の極道賛歌。
シリーズ3作目は〝血まみれのマリア〟こと安部まりあという凄腕看護師と、患者を安楽死させた医師が登場してくるのだけれどこれは浅田さんの「きんぴか」に登場する人物らしいです・・・まりあという看護師の執念が凄まじいです・・・最前線の救急救命の現場で20年近く第一線で活躍してきた看護師ならではのどすの利いた決め台詞が気持ちいい~~スンゲェ──―Σ(゜∀゜ノ)ノ─―─ッ!
後は天才アルピニスト武藤嶽男といじめらて自殺を企てる高校生のからみ・・・
登山に関しては・・・
かなり以前に「ミニヤコンカ奇跡の生還」という本に偶然出会い・・・夢中で読んだ・・・そのときの感動を少し彷彿とさせてくれました
今回の仲叔父はいやにチンケな感じで・・・その世界では肝の据わった親分さんも注射一本にビビりまくる・・・という設定でした
そして孝之介の父と17歳年下の義母の結婚の真実が明らかになります・・・
7歳で実母に捨てられた悲しみ・・・切なさ・・・悔しさ・・・どんなにりっぱに成長しても決して癒えることのない心の暗くて深い痛手となり、いつまでも孝之介をいたぶり続ける・・・
涙のうちに笑いあり・・・冬は意外にあっさりと終わってしまいました
あっ~~孝之介が清子にプロポーズするんです'`ィ(´∀`∩
そうそう。冬はこんなお話でしたよね。
今、玉茶丸さんのブログを見て忘れかけているということはそろそろあたしも読み返してもいいかな~(^^)
図書館で借りた東野さんの本・・・なんでしょう?気になります(^^)
すごい迫力ありますよねぇぇぇ
きんぴかという小説に出てくるらしいです!
東野さんの本は新潮社が2006年に出したものです~~読みやすいのですぐに終わりそう~~
また、感想書きます(o´・ω-)b ネッ♪