図書館で本を借りようと思っても何を読みたいのかよくわからなくなってきた
いつもかなり前から読んでいる作家のシリーズの前に立ってみるが・・・読みたい本がない・・・
それでテレビで見た最近「本屋大賞」を受賞した作品を読んでみようと思いついたのですよ
すぐに図書館にあるものから3冊借りてきました
恩田陸さんの「夜のピクニック」2005年本屋大賞
角田光代さんの「紙の月」NHK「ドラマテン」放映中
三浦しをんさんの「船を編む」2012年本屋大賞
しばし活字漬けの日々になります・・・老眼鏡を片手に奮闘しています
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
ただただ歩くだけの展開なのです・・・山場もスリルもなく・・・道を歩くだけ・・・
でも恩田陸さんの感性と文章力が読ませる力を持っていて・・・
ただ無心にかなり長時間歩く=単純ながら日常ではなかなかできないことで、自分の頭の中を整理整頓できる大切な人生咀嚼の時間である
飽きることもなく、読みやすくて、何か本を読みたいと思っている人にはおすすめの作品でした
誰もが通過してきた青春時代のほろ苦くてせつなくて初々しい想いが蘇ってきますよ
今購読している読売新聞に恩田陸さんの連載が始まって「消滅」というのですが・・・
それがとても面白いので恩田陸さんに興味をもちました
我が家の怪獣・・・ちょび・・・
今朝の雨で少し濡れています・・・癒し系の花・・・トリミングに行かなくちゃ