お笑い芸人のハリセンボンのはるか、痩せている方、
あり番組を見ていてほとんど食事をしない、その中で大好きなものが「あぶらあげ」
医者の話では栄養失調でもおかしくないのにと言っていましたが
大好きな「あべらあげ」がよっかたようです。
ソースから
さて、今日は「お正月に食べ過ぎた」という話で盛り上がっています。“常識君”は「でもバランス良く食べた」と優等生のような回答、“極論君”は「炭水化物を一切食べないように、豆腐や魚や肉を食べまくった」と言い張ります。そして“非常識君”は「僕は炭水化物が大好きだから、まったく気にせずたくさん食べた」ということです。
日本は食料難の国ではないので、栄養失調で死亡することはよほどの事情がない限りはあり得ません。食事は個人の趣味の範囲ですので、何を食べようが誰からも干渉されたり、注意されたりすることもありません。ただ、健康管理や長生き、健康寿命などが叫ばれる今日、「こんな食べ方がより健康だ」といった論調はいろいろと耳にしますし目にします。
まず、三大栄養素とは炭水化物、脂肪、そしてタンパク質です。人間はそれらをエネルギーにして生きているので、合計で約1500キロカロリーぐらいを食べていれば飢え死にしません。ちなみに、炭水化物とタンパク質は1グラムで4キロカロリー、脂肪は1グラムで9キロカロリーです。ビタミンは微量に必要な栄養素ですが、ビタミン自体がエネルギー源になることはなく、また極端に片寄った食習慣でない限り今日の日本でビタミン不足となることもありません。また微量元素としてミネラルも必要ですが、こちらも通常は不足することはありません。
すると、基本的に1日のエネルギー源をどの三大栄養素で賄うかということになります。まず、炭水化物は主食である米、麦、パン、うどん、蕎麦、パスタ、餅、ポテト、トウモロコシなどです。そして砂糖などを含む甘いものにも炭水化物が含まれています。デザートやお団子、お菓子、甘い清涼飲料水もそうです。また、果物もたくさん炭水化物が含まれています。果物は砂糖水みたいなものですから、デザートの延長と思えば炭水化物と理解できます。
●炭水化物の摂取量は増えている
さて、常識君の言うように、炭水化物、脂肪、タンパク質をバランス良く食べていれば特段問題ないように思えます。一方で「炭水化物は人類を滅ぼす」といった論調も流行っています。その真偽はまだ不明だと筆者は考えていますが、まず間違いないことは、昔に比べて炭水化物の摂取量は増えているという点です。
その要因のひとつは、甘いものの氾濫です。そしてその甘いものが、結構安くて美味しい。まず、基本的知識として、炭水化物はエネルギーとして使用されないと脂肪としてたくわえられます。タンパク質は通常たくわえられません。この事実はあまり知られていませんが、つまり過剰な炭水化物が脂肪として貯蔵されるのです。
脂肪過剰の原因は、脂肪自体を食べることではなくて、多くは炭水化物の食べ過ぎが原因です。そして、空腹となれば、この脂肪を燃やして生物は生き延びるのですが、身の回りにたくさんの甘いものがあると、お腹が減って血糖値が下がっても脂肪を燃やさずに近くにあるものを食べてしまいます。
つまり、たくわえた脂肪はなかなか燃えることがなく、一方で余った炭水化物はどんどんと脂肪としてたくわえられるのです。これが肥満につながると思えば良いのです。
●炭水化物を控えめにすることは合理的
極論君の炭水化物を一切抜く食生活が健康にとって優れているのかは、将来的にははっきりすると思います。しかし、実際に炭水化物をゼロにすることは難しく、豆腐や納豆や豆乳にも実は炭水化物は含まれています。炭水化物が他の栄養素である脂肪やタンパク質よりも過剰にとられているという事実を鑑みると、炭水化物を少々控えめに生活することは結構理にかなっているように思えます。
そうであれば、やはり常識君が主張するようにバランス良く食べることが何より大切でしょう。非常識君が主張するように炭水化物をひたすら食べまくる食生活は賢明とはいえません。
また、炭水化物は主食のほか、果物や甘いものにも含まれていると理解することが重要です。こうした事実をしっかりと知った上で、「健康管理や長生き、健康寿命よりも今の食事を楽しく、そして美味しく好きなものを好きなだけ食べる」という行動も、それはそれで人生の選択肢ですので、他人がとやかくいうものではないと思っています。
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