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先進国ではありえない?韓国の食品にあふれる「麻薬」の文字が物議
2022年10月23日、韓国・YTNは「韓国では中毒になるほどおいしいという印象を与えるために食品名に『麻薬』という言葉を付けるケースが多いが、こうした『麻薬マーケティング』は根絶すべきだとの声が上がっている」と伝えた。
記事によると、韓国では麻薬キンパ(のり巻き)、麻薬コーヒー、麻薬トッポッキ(餅炒め)など、食品・商品名の前に「麻薬」を付けることが流行している。しかし、麻薬犯罪が急増していることもあり、麻薬マーケティングをなくそうというキャンペーンが行われたり、「先進国では考えられないこと」だと指摘する声が上がったりしているという。
記事は、こうした麻薬マーケティングが「本当に韓国だけが深刻な状況にあるのか」、先進7カ国(G7)と比較している。登録商標の場合、韓国内では「麻薬」という単語が入った食品は7個あり、「コカインチキン」など審査中の物も合わせると25個になる。一方、G7諸国は英国を除いて、「麻薬」「ドラッグ」「ナルコティック」「ヒロポン」「コカイン」など、麻薬類を指す単語が入った商標はなかった。英国には「コカイン」という名のエナジードリンクがあった。
また、ネット通販を調べてみると、韓国では「麻薬キムチ」「麻薬ホルモン」など、消費者の目を引くように「麻薬」という単語を使った広告を出している食品が少なくとも40種は確認できたという。一方、G7諸国の場合、各国の通販サイト上位3社を調べた結果、「麻薬」という単語を使った食品名は一つもなかったという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国はそれだけ麻薬清浄国だったということだ」「麻薬清浄国だからこそ面白い表現として使ってきた単語なのに、もはや笑って使える単語ではなくなったというのが悲しいね」「韓国人にとって、麻薬は現実と遠く離れた単語だったというだけ。先進国は昔からは薬物中毒が多い」など、「韓国は昔から薬物に汚染されていなかったから、こうした表現が用いられてきた」とするコメントが多く寄せられている。
また、「麻薬という単語が肯定的な意味で使われているのは問題だと思う」「外国で使ってようが使っていまいが、常識的に考えて使うべき言葉ではないと思う」「子どもたちのことを考えると、麻薬という単語は使わないようにしていくべきだ」「『麻薬はおいしくていいもの』だという心理を子どもに植え付けてしまうのでは」「市民意識の低さがよく現れている。みっともない」といった、「『麻薬』使用反対」の声も多く上がっている。
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