取材をしないで書いているって感じなんだけど。。
このような条件の田舎でコンビニの経営が成り立つだろうか?
高級車を持てるほどコンビニ経営が儲かるとは思うない。
確かに田舎移住に対する扱いは酷いところがあるのは事実でしょうが
現状の田舎はってどう思いますか?
人口減少、働くとこがないから自給自足になり、それに耐えられるかが問題です。
人生の楽園は半分はやらせなのだから、老後を田舎へ移住って安易の考えは捨てるべきですが、、、
別荘を買って移住もありだけど、意外と思わない出費がある、
共有の維持管理費がある、年間7万くらいから10万円とか
ほかにも経費が、、ただ、町内会費がいらない場合もありますが、、
さらに、運営費、、、そう高くはないですが、、
海沿いの別荘は夏は快適ですが冬は地獄です。
吹き荒れる風は台風並かそれ以上です。
屋根が飛ばされたり、トヨが壊れたり瓦が飛んだり、、、
給湯器は潮風でさびるのが早い、、、
箱根のような温泉引いてとなると毎月の使用料が数万円、維持管理に数万、、、
持ち家なのにトータルすると月に5万から10万円以上になる、、、場合もある、、
移住なら便利な田舎が一番でしょう、
スーパーや病院が近かいとか。。
雪の多い別荘地は気よ付けたほうがいい、雪になっても除雪はきません、
自腹あるいは除雪機を買って自分で除雪、、
年を取ってできますか?
そーすから
客より偉いオーナー
都会と違って、地方の集落でコンビニを経営する場合、地縁・血縁と無関係ではいられない……。この指摘を、あなたは信じるだろうか。以下にご紹介する、田舎暮らしの男性が語るコンビニオーナーとのトラブルは、まさにそれを裏付けるような話である。
***
田舎の地元民は相手の顔を見ただけで、あるいは苗字を聞いただけで、地元民か移住者かを一瞬で見破ってしまう。これは事実だ。
そんな人間関係の中で、もし“地域の顔役”がコンビニのオーナーだったら、客はどんな態度を取るべきだろうか。この問題は、移住先として人気が高く、都市出身の人間が多く住む土地でも変わらない。
今年、山梨県に移住して8年目になる高垣祐介さん=仮名=(41)は、田舎特有の人間関係に激しく悩まされた。しかもその舞台は、全国チェーンのコンビニ店だったのだ。
事件が発生したのは5月。彼は県北西部に住み、タイル職人として働いていた。日課は出勤前に自宅近くのコンビニでコーヒーを買うこと。そしてコンビニのオーナーの夫は“地元の顔役”であり、妻も生粋の地元民だった。
高垣さんがコーヒーを買えば、「ありがとうございました」と礼は言う。しかしながら、向こうは地元民であり、こちらは移住者だ。おまけにオーナーの夫は、地元フットサルチームに所属するなど顔が広い。いわば“地域の顔役”なのだ。そのためオーナー夫婦の前では、どうしても恐縮してしまう。
「高速のインターそばまで行けばスーパーがあることはあるんです。とはいっても、結局この地域で商店の数なんて、たかが知れています。商店の経営者は誰もが地元の顔役ばかり。どこで買い物をしても、何をどれだけ購入したか、完全に筒抜けです。コンビニでも集落の共同商店と変わりませんから、あそこでの買い物は気を遣います」(高垣さん)
周囲に商店など、ほとんどない地域に建つコンビニ。そのオーナーともなると、「お前らに売ってやってるんだ」と腹の底では考えていることを高垣さんは見抜いていた。
「オーナーは地元民の中でも優位に立っているわけです。住民の誰もがコンビニの問題点に気づいていましたが、誰も文句は言えなかったんです。それほどの“顔役”でした」
例えば、コンビニの入口にある自動ドアは、センサーが以前から不具合を生じていた。ドアが閉まり始めると、客が出ようとしても入ろうとしても止まらない。そのままドンと身体にぶつかってしまう。高垣さんも肩などを挟まれたことが何度もあった。
ある日、高垣さんが我が子とコンビニで買い物をした際、再びドアに手を挟まれてしまった。遂に我慢が限界に達し、県内の支社に苦情を伝えた。
こじれたのは、そこからだった。自動ドアのセンサーが不具合だということは、支社の営業担当者自身も経験していたし、店舗のパート従業員も把握していたのだ。しかしながら、誰一人として改善しようとはしていなかった。
本部より強い地元民オーナー
「もし子供が首を挟まれでもしたら、重傷や死亡事故が起きるおそれがある。このまま放置するのはよくない。すぐに改善するよう、支社全体で連絡体制を再確認してほしい」
そう訴えた高垣さんに、支社の営業担当者は「すぐに対応します」と確約した。しかし、待てど暮らせど、営業担当者だけでなく、オーナー本人からのお詫びや謝罪の電話もない。不信感が募った高垣さんは、ついに支社長へ連絡をする。
それで分かったのは、そうした「事故の発生」そのものさえ、支社長には報告されていなかったという事実だった。怒り心頭の高垣さんは、ついにオーナーに怒鳴り込んだ。
移住者だからといって、もはや遠慮などしていられない。全国チェーンのコンビニエンスストアにあるまじき怠慢、そして隠蔽。怒髪天を衝く勢いでオーナーを呼び出した。すると初老で小柄なオーナーは、身の丈180センチはあろうかという高垣さんの目の前で、店舗前の駐車場で唾を吐いてみせたのだった。
「あんた、客に唾を吐くのか」
どやす高垣さんに、地元顔役のオーナーはこう言い切った。
「だって、出ちゃうもんはしょうがねーじゃねーか」
さらにこのオーナーはこう言い切った。
「あんたも会社に勤めた経験があるなら分かるだろ。大きな事故が起きてからじゃなきゃ、組織ってのは動かねーんだよ」
再び怒り心頭に発した高垣さんは営業担当者に電話をかけた。そもそも営業担当者から連絡がなかったのがおかしい。自分の指摘に対しお詫びを入れるどころか、ずっと無視を続けているとは……。
ところが高垣さんの携帯番号を、この営業担当は「着信拒否」に設定していたのだ。彼も地元出身である。
名前か顔を見れば、地元民か移住者かは簡単に分かる土地では、真っ当な抗議さえも受け付けてもらえない。そう考えた高垣さんは、東京にある本社社長の自宅に内容証明を送って訴えた。
本社からは数ヶ月後、「改善に努める」などと記された回答が届いた。通り一遍の内容だったことは言うまでもない。
背景にあるのは出店問題だ。東京など大都市ではコンビニの店舗数が飽和状態にある今、地方で出店数の競争が激しさを増している。
本来はフランチャイズであるオーナーに対し、本部は指導力を有しているのが普通だ。ところが地域によっては、違う実情を持つところも少なくないという。
とある支社の営業担当者は「地方では本部が土地を確保、オーナーを探してコンビニを経営してもらっている」と明かす。それゆえ、本部が指導力を発揮するどころか、「本部が頼むから店をやってやってる」という意識のオーナーに、頭が上がらないのが現実なのだ。
これほどの殿様商売となれば、自動ドアのセンサーが不具合でも、まともに対応しようとしないのは当然だ、と高垣さんは妙な納得をしたという。案の定、最後にバカをみたのは高垣さんのほうだった。
高垣さんは店舗前の路上でオーナーに唾を吐かれたわけだが、その事実は集落の者たちにも、あっという間に拡がった。だが、本来は“被害者”であるはずの高垣さんが悪い奴だと噂され始めたのだ。
「地元の顔役なら当然ですし、たとえ普通の地元民であっても、移住者がモノ申すなんてことが許されるはずもありません。こういう結末になるのは目に見えていたんですよ。移住先で正論を口にしたら、間違いなく移住者がバカを見るんです」
山梨では移住者を「きたりもん」といって強く蔑む言葉がある。だが、きたりもんは陰口のレベルにとどまるのも事実だ。もし「やっかいもん」と呼ばれると、その場合は集落の全員から“無視”されてしまう。いわゆる村八分の状態となる。
自動ドアで腕を挟まれ、オーナーに唾を吐かれた高垣さんは今、「やっかいもん」と呼ばれ、家族ともども肩身を狭くして暮しているという。移住とは、すなわち不条理の連続にほかならないのだ。
そのコンビニでは、唾を吐いたオーナーが何よりも大切にする真っ黄色なスポーツカーが、今日も駐車場にとまっている。自動ドアの不具合は放置される一方で、その黄色のスポーツカーだけは常に洗車され、ピカピカだ。
取材・文/清泉亮(せいせん・とおる)
移住アドバイザー。著書に『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』(東洋経済新報社)
週刊新潮WEB取材班
このような条件の田舎でコンビニの経営が成り立つだろうか?
高級車を持てるほどコンビニ経営が儲かるとは思うない。
確かに田舎移住に対する扱いは酷いところがあるのは事実でしょうが
現状の田舎はってどう思いますか?
人口減少、働くとこがないから自給自足になり、それに耐えられるかが問題です。
人生の楽園は半分はやらせなのだから、老後を田舎へ移住って安易の考えは捨てるべきですが、、、
別荘を買って移住もありだけど、意外と思わない出費がある、
共有の維持管理費がある、年間7万くらいから10万円とか
ほかにも経費が、、ただ、町内会費がいらない場合もありますが、、
さらに、運営費、、、そう高くはないですが、、
海沿いの別荘は夏は快適ですが冬は地獄です。
吹き荒れる風は台風並かそれ以上です。
屋根が飛ばされたり、トヨが壊れたり瓦が飛んだり、、、
給湯器は潮風でさびるのが早い、、、
箱根のような温泉引いてとなると毎月の使用料が数万円、維持管理に数万、、、
持ち家なのにトータルすると月に5万から10万円以上になる、、、場合もある、、
移住なら便利な田舎が一番でしょう、
スーパーや病院が近かいとか。。
雪の多い別荘地は気よ付けたほうがいい、雪になっても除雪はきません、
自腹あるいは除雪機を買って自分で除雪、、
年を取ってできますか?
そーすから
客より偉いオーナー
都会と違って、地方の集落でコンビニを経営する場合、地縁・血縁と無関係ではいられない……。この指摘を、あなたは信じるだろうか。以下にご紹介する、田舎暮らしの男性が語るコンビニオーナーとのトラブルは、まさにそれを裏付けるような話である。
***
田舎の地元民は相手の顔を見ただけで、あるいは苗字を聞いただけで、地元民か移住者かを一瞬で見破ってしまう。これは事実だ。
そんな人間関係の中で、もし“地域の顔役”がコンビニのオーナーだったら、客はどんな態度を取るべきだろうか。この問題は、移住先として人気が高く、都市出身の人間が多く住む土地でも変わらない。
今年、山梨県に移住して8年目になる高垣祐介さん=仮名=(41)は、田舎特有の人間関係に激しく悩まされた。しかもその舞台は、全国チェーンのコンビニ店だったのだ。
事件が発生したのは5月。彼は県北西部に住み、タイル職人として働いていた。日課は出勤前に自宅近くのコンビニでコーヒーを買うこと。そしてコンビニのオーナーの夫は“地元の顔役”であり、妻も生粋の地元民だった。
高垣さんがコーヒーを買えば、「ありがとうございました」と礼は言う。しかしながら、向こうは地元民であり、こちらは移住者だ。おまけにオーナーの夫は、地元フットサルチームに所属するなど顔が広い。いわば“地域の顔役”なのだ。そのためオーナー夫婦の前では、どうしても恐縮してしまう。
「高速のインターそばまで行けばスーパーがあることはあるんです。とはいっても、結局この地域で商店の数なんて、たかが知れています。商店の経営者は誰もが地元の顔役ばかり。どこで買い物をしても、何をどれだけ購入したか、完全に筒抜けです。コンビニでも集落の共同商店と変わりませんから、あそこでの買い物は気を遣います」(高垣さん)
周囲に商店など、ほとんどない地域に建つコンビニ。そのオーナーともなると、「お前らに売ってやってるんだ」と腹の底では考えていることを高垣さんは見抜いていた。
「オーナーは地元民の中でも優位に立っているわけです。住民の誰もがコンビニの問題点に気づいていましたが、誰も文句は言えなかったんです。それほどの“顔役”でした」
例えば、コンビニの入口にある自動ドアは、センサーが以前から不具合を生じていた。ドアが閉まり始めると、客が出ようとしても入ろうとしても止まらない。そのままドンと身体にぶつかってしまう。高垣さんも肩などを挟まれたことが何度もあった。
ある日、高垣さんが我が子とコンビニで買い物をした際、再びドアに手を挟まれてしまった。遂に我慢が限界に達し、県内の支社に苦情を伝えた。
こじれたのは、そこからだった。自動ドアのセンサーが不具合だということは、支社の営業担当者自身も経験していたし、店舗のパート従業員も把握していたのだ。しかしながら、誰一人として改善しようとはしていなかった。
本部より強い地元民オーナー
「もし子供が首を挟まれでもしたら、重傷や死亡事故が起きるおそれがある。このまま放置するのはよくない。すぐに改善するよう、支社全体で連絡体制を再確認してほしい」
そう訴えた高垣さんに、支社の営業担当者は「すぐに対応します」と確約した。しかし、待てど暮らせど、営業担当者だけでなく、オーナー本人からのお詫びや謝罪の電話もない。不信感が募った高垣さんは、ついに支社長へ連絡をする。
それで分かったのは、そうした「事故の発生」そのものさえ、支社長には報告されていなかったという事実だった。怒り心頭の高垣さんは、ついにオーナーに怒鳴り込んだ。
移住者だからといって、もはや遠慮などしていられない。全国チェーンのコンビニエンスストアにあるまじき怠慢、そして隠蔽。怒髪天を衝く勢いでオーナーを呼び出した。すると初老で小柄なオーナーは、身の丈180センチはあろうかという高垣さんの目の前で、店舗前の駐車場で唾を吐いてみせたのだった。
「あんた、客に唾を吐くのか」
どやす高垣さんに、地元顔役のオーナーはこう言い切った。
「だって、出ちゃうもんはしょうがねーじゃねーか」
さらにこのオーナーはこう言い切った。
「あんたも会社に勤めた経験があるなら分かるだろ。大きな事故が起きてからじゃなきゃ、組織ってのは動かねーんだよ」
再び怒り心頭に発した高垣さんは営業担当者に電話をかけた。そもそも営業担当者から連絡がなかったのがおかしい。自分の指摘に対しお詫びを入れるどころか、ずっと無視を続けているとは……。
ところが高垣さんの携帯番号を、この営業担当は「着信拒否」に設定していたのだ。彼も地元出身である。
名前か顔を見れば、地元民か移住者かは簡単に分かる土地では、真っ当な抗議さえも受け付けてもらえない。そう考えた高垣さんは、東京にある本社社長の自宅に内容証明を送って訴えた。
本社からは数ヶ月後、「改善に努める」などと記された回答が届いた。通り一遍の内容だったことは言うまでもない。
背景にあるのは出店問題だ。東京など大都市ではコンビニの店舗数が飽和状態にある今、地方で出店数の競争が激しさを増している。
本来はフランチャイズであるオーナーに対し、本部は指導力を有しているのが普通だ。ところが地域によっては、違う実情を持つところも少なくないという。
とある支社の営業担当者は「地方では本部が土地を確保、オーナーを探してコンビニを経営してもらっている」と明かす。それゆえ、本部が指導力を発揮するどころか、「本部が頼むから店をやってやってる」という意識のオーナーに、頭が上がらないのが現実なのだ。
これほどの殿様商売となれば、自動ドアのセンサーが不具合でも、まともに対応しようとしないのは当然だ、と高垣さんは妙な納得をしたという。案の定、最後にバカをみたのは高垣さんのほうだった。
高垣さんは店舗前の路上でオーナーに唾を吐かれたわけだが、その事実は集落の者たちにも、あっという間に拡がった。だが、本来は“被害者”であるはずの高垣さんが悪い奴だと噂され始めたのだ。
「地元の顔役なら当然ですし、たとえ普通の地元民であっても、移住者がモノ申すなんてことが許されるはずもありません。こういう結末になるのは目に見えていたんですよ。移住先で正論を口にしたら、間違いなく移住者がバカを見るんです」
山梨では移住者を「きたりもん」といって強く蔑む言葉がある。だが、きたりもんは陰口のレベルにとどまるのも事実だ。もし「やっかいもん」と呼ばれると、その場合は集落の全員から“無視”されてしまう。いわゆる村八分の状態となる。
自動ドアで腕を挟まれ、オーナーに唾を吐かれた高垣さんは今、「やっかいもん」と呼ばれ、家族ともども肩身を狭くして暮しているという。移住とは、すなわち不条理の連続にほかならないのだ。
そのコンビニでは、唾を吐いたオーナーが何よりも大切にする真っ黄色なスポーツカーが、今日も駐車場にとまっている。自動ドアの不具合は放置される一方で、その黄色のスポーツカーだけは常に洗車され、ピカピカだ。
取材・文/清泉亮(せいせん・とおる)
移住アドバイザー。著書に『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』(東洋経済新報社)
週刊新潮WEB取材班
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