はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

へぇ

2023-01-18 15:25:06 | 日記

ワタシって

高校の卒業式の前々日だったか

欠席した日だったんだけど

クラスのみんなに勝手に

クラス会の幹事にされちゃったんだよね。

 

いずれは

クラス会しなくちゃならんかな~

と思いつつ

病気になったりと

ぶっちゃけ

うだつの上がらない人生だったから...。

ホラ

やっぱりクラス会ってのは

ある程度、成功者っつーの

まあ堂々と名刺の差し出せる身分にならないと

出席できないじゃないですか。

 

つーわけで

そうこうしてるうちに

バブル時代の30歳。

ちょうど30というキリのいいところで

しようかとも思ったんだけども

このころは

『エロトピア』『告白実話』の

ライターをしていて。

ハタと考えて

クラスメイトが

衛生学の研究分野の旗手であったり

進学校の先生になったりしてるなかで

「ワタクシ、エロトピアの...」

というのも

...ねえ。

 

で。

 

あわあわしてるうちに

いつのまにか

還暦になってしまったのです。

さすがに

還暦という大きな区切りの時に

(クラス会を)考えねば

と思ったら

コロナですから。

 

でも。

 

『同窓生の今』を調べてる過程で

高校3年時

クラスメイトだった

『上原ゼンジ』くんが

あの読書好き、エッセイ好きなら

誰でも知っているであろう

『椎名誠のあやしい探検隊』の一員だったことを

知ってしまったのですね。

また、現在もまた

写真の新しい可能性をひろげるべく

面白そうな活動をしているよう。

 

メールをしたら

「昨年はいろいろ大病もして

大変だったけど

今年は復活ですよ!」

と、高らかに活動再開を宣言してるじゃありませんか。

 

というわけで

このところ

我々の世代が病気がちで

ともすれば

気持ちが委縮しがちになるけれども

(大怪我の経験から学んだ)

大相撲の元大関琴風関が

「守りに入って後退するぐらいなら

前に前にと攻めてゆく方が怪我は少ない」

と、あの『がぶり寄り』の技を身につけたように

 

不肖ワタクシも

今年こそはもっと意欲的に

いろんなことに

チャレンジしたいと思っている

今日この頃なのであります。

ハイ。

 

 

 

 

 


プチハッピーより小さな『ナノハッピー』

2022-02-01 23:36:06 | 日記

退院すると

全ての何気ない日常生活の一つ一つが

幸せに感じる。

 

うちには段ボール箱の空き箱を利用したゴミ箱が

全ての部屋に置いてあるが

ごみの収集日の前の晩に

全てのごみ箱から

一つの指定ビニールゴミ袋に集結させ

その大きいゴミの充填した袋を手に持って収集所に持ってゆく。

ゴミを出したときの爽快感。

 

あ~すっきり。

これも幸せである。

 

また

お風呂を沸かしたんだけど

沸かしたりなくて

冷たい湯船に

身を沈めながら

寒さに凍えてるときでも

追い炊きをしてるうちに

徐々にお湯が温まってゆくときの

安堵感は

何物にも代えがたい幸福感に包まれる。

また

顔の表面の

ブツブツを

爪先ではがす。

指先に

白い粟粒のようなモノがとれる。

この粟粒を

左人差し指の爪の上に乗せ

右爪でつぶす。

つぶれた粟粒を眺めながら

しばし陶然となる。

 

 

 

これもまた

小さな小さな幸せの一つである。

 

 

 

 


三つの小さい袋について

2022-01-20 03:17:06 | 日記

昨日は三つの小さな袋を手にして考えこんだ。

 

一つは『出前一丁』に入っているごま油である。

いつも思うことだが、ごま油の量をもうちょっと増やしてほしい。

コレがあるから他のインスタントラーメンを選ばず

出前一丁一筋でいるのだ。

最近は

袋入りのすりごまを別に買って、これをドバドバ継ぎ足している。

さしずめ特製『スーパー出前一丁』である。

皆さんもお試しあれ。

 

二つ目の小さな袋は

猫のドライフードに入っている乾燥剤だ。

1・2kg680円の猫用ドライフードを開くと

150グラムの小袋が8パック出てくる。

私はつい

小袋を一つ、ザザッと平皿に開けて

食卓テーブルの下の我が家特設の

『地域猫用こども食堂』(?)

に無造作に置く。

が、

ときどき

テーブルの下をのぞき込んで

その器に盛られたフードに

乾燥剤の小さな袋が混じっているのを発見したりする。

「いかん。いかん。子猫が間違って口にしたりしたらえらいこっちゃ」

 

あの~。

小分けした150グラムのフードの中に

乾燥剤の袋を入れなければならんのだろうか。

そりゃ私も乾燥剤があることをうっかりしてたことはミスではあるが

ついスピーディにゴハンの用意をしようとして

乾燥剤を取り除くことを忘れてしまうのは

誰しもありがちな話だと思う。

 

三つ目の袋は

縁の下にぶら下がっていた小さな袋で

地蜘蛛(ジグモ)ちゃんである。

昨日、久しぶりに家の周りと庭を手入れしてるとき

縁の下で発見したのだった。

「わぁ。懐かしい」

ジグモちゃんと言ったのは

少年時代

北小岩の自警会住宅という

ボロ木造社宅に住んでいた時

縁の下で

ウルトラセブンに登場したノンマルトのごとく一つの世界を形成していて

それら地蜘蛛たちと、よく戯れていたからだ。

 

 

手のひらにのせると手の甲から

腕を上り、肩に回る。

私のカラダを縦横無尽に歩き回る。

かわいい。

手乗り文鳥ならぬ

手乗り蜘蛛である。

 

こんなにかわいいのに

なぜ

焼津の半次は嫌うんだろう。※

 

 

※時代劇『月影兵庫』『花山大吉』の登場人物

 

 


雑感

2022-01-16 21:14:16 | 日記

今年の抱負について

書こうと思ったら

ふと

抱負とはどんな意味だろうか

首を傾げた。

むろん、なんとなくこうだというのはわかるが。

意外と具体的かつ正確無比に説明できる人は少ないと思う。

検索してみた。

目標・決意とある。

ちょっとイメージと違うな。

もっと「こうなったらいいな」

「こうあってほしい」とか

「夢」の要素が少しは含まれていると思ってた。

だが上記の説明だと

「自分がイニシアティブを持って積極的にこうするつもりだ」

のみという感じである。

これは困った。

60歳になって

自分から積極的にしたいことなんて

みなさん、あります?

成り行きでしょう。

あとは

できるだけ

一秒でも少なく

苦しみや辛さがなく

寝たきりの生活もなく

安らかに

あの世へ旅立てるかどうかが

最大の関心事であり

最大の願いである。

これは60を過ぎれば

誰しもがそう考えているのかと思いきや

 

ワタシよりも年齢が上の人が

起業したり

自給自足生活を始めたりする。

 

 

わからない。

悪いけど。

 

 

 

話はちょっと違うが

退職金で

家を買ったりするなんて

愚の骨頂だと思う。

 

縮こまって閉じこもって引きこもろう

というのじゃない。

できるだけ

自然に

肩の力を抜いて

あるがままを受け入れ

無理をせず

欲を控えめに

小さな喜びを楽しみながら

生活しようということである。