今、アダルトDVD作品は
熟女ものが人気らしい。
実は
バブル時代ちょっとだけ
成人雑誌のライターをやっていて
アダルトビデオの短評を担当していた。
当時の女優はシンプルに
美人もしくはかわいい
若い
ボン・キュッ・ボン
の三大要素が満たされることが第一で
包容力とか母性愛
親近感とか
あるいは
完璧な女体への嘘くささ
人生を積み重ねている女性への魅力・敬意
というものが重視されていなかった。
たぶん当時のアダルトファンの中心である団塊世代って
わっかりやすく
美人とか若い女の子とかプロポーションがいいとか
ゴージャスとか
デラックスとか
好きだもんねえ。
プレイメイトジャパンとか
ボンドガールとか
ミスユニバースとかさあ。
わかりやすい
単純なんだよ。
そういう意味からすると
今のアダルトファンの方が
レベルが上だ（？）
二十数年前、タイトルに
三十路（みそじ）とか四十路（よそじ）
などが出てきたと思ったら
最近は
五十路（いそじ）、六十路（むそじ）
というのもある。
そのうち
七十路（なそじ）、八十路（やそじ）
も出てくるのも時間の問題だろう。
九十路も。
でも
『九十路』って、何と呼べばいいのかしら。
くそじ？
『くそじ』は、やめてほしい。
さすがに「くそじ」はないでしょう。
別の呼び方を誰か考えていただきたい。