はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

事情はあるにせよ

2022-01-14 21:53:48 | 死ぬこと

ヤフーニュースに

有名な製薬会社の社員が自殺したり

冬季うつの注意などがあるけど。

 

私の妹の息子、すなわち甥っ子

私の母の妹の息子、すなわち従弟も

若くして自殺している。

 

 

ついでに

 

 

蛇足だが

 

 

私の父の妹、すなわち叔母は

夫に殺されている。

 

とまあ

皮肉なことに

家族、親戚じゅうで一番

病気がちな私がしぶとく生き残っている。

 

 

 

 

もとい

 

それにしてもなぜ

塚越さんは自ら死を選んだのか。

 

この話の流れで自慢話になっちゃうのは

たいへん不道徳になるが

ニッポン放送

『朝からたいへん!つかちゃんです』で

おそらく一番ハガキを読まれ

賞金を稼いだのが私だ。

松戸に一人暮らしをしていた貧乏暮らし

収入は

エロ雑誌の原稿代だけだったので

大変ありがたかった。

 

その後

塚越さんは

ある生活雑誌に

ご家族とともに写ったりして

その情景は、子煩悩ぶりが溢れていた。

 

 

 

ある日、塚越さんが

「いやぁ。ワタシ、こちらのお便りにショックを受けまして」

と沈痛な声。

聴くと

まずそのちょっと前、こういうニュースがあった。

ある公務員が運転ミスで、飼い犬をひき殺してしまった。

その飼い犬の持ち主に対し50万円の賠償金だか慰謝料だかを

支払うことが決まるのだが

この50万円の賠償金が、その公務員が公務中だったということで

税金によってまかなわれることになった。

 

このニュースに対し

塚越さんは

「みなさん、コレどう思いますか?たかが犬一匹に対して、

国民の貴重な税金を使うのはおかしいですよねえ」

と述べてしまった。

 

で。

どうやら抗議のハガキがたくさん来たらしい。

その中の1枚を読み上げ

前述の「ショックを受けまして」につながるわけで

そこに書かれていた

「動物愛護の精神に欠ける。幻滅しました」うんぬんと

常連リスナーのそのハガキを読み上げてゆくのだった。

 

なんかそこからがケチのつけ始めだったような気がする。

昼の時間帯での番組では

リスナーの種類が違うのか

朝のときの同じような感じでのお色気話が不評だった。

 

やっぱりあくまでラジオにしがみついてほしかったが

周囲が許さなかったのかな。

 

今更なんだけど

冥福を祈りたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


心療内科へ行こう

2022-01-06 02:15:26 | 死ぬこと

死について語るには

1分じゃ無意味といえるが

またも若い女性タレントが自分であの世に旅立ってしまった。

 

いろいろ悩みはあるんだろうが

外野から見て

何も死ぬことはないんじゃないかと思うことばかりだと思う。

ましてや

失恋とか

受験失敗でとか

借金でとか

申し訳ないが

これらの悩みの一つだけで

自殺するとしたら

そういう彼女彼氏に対しては

「悲劇の人だ」という

惻隠の情的感情は、わきおこらない。

私は40年前、すい臓の異常をきたしてから

何度、塗炭の苦しみに

のたうちまわってきただろう。

それでも、肉体の苦しみだけならそれほどでもなく

派生する強迫神経症など

精神的な辛さにはギブアップ寸前だった。

だけど

初代若乃花のごとく土俵際

俵一枚、つま先で残ってきたおかげで

今こうして生きている。

自殺しようとする若者に言うのが

「キミが死んで一番悲しいのが親なんだから親を泣かせるな」とか

「世の中には君より不幸な人がいっぱいいるよ」というものであるが

あまり意味がないいかにも年配者のナントカの一つ覚えのアドバイスだと思う。

私は具体的にいいます。

心療内科へ行け・・・と。

当たり前と言ったら当たり前なのだが

大学病院の心療内科に行ってみるといい。

だめもとと思って

精神的な病って

なんとなく

なにかベテランのカウンセラーが会話によって

患者の心を解きほぐして、絡み合った考えを変えてゆくみたいな

抽象的な施術による癒しというイメージがある。

でもはっきりいって

カウンセラーの力量、相性の問題もあるし

信用できない。

私は、当時飯田橋にあった『警察病院』の精神科のK先生から

処方してもらった薬を飲んだら

ウソのように

心の闇に陽光が差し込んだ経験がある。

その薬の名前は解らないが。

大きさはコメ粒ほど。

色はピンク色。

形は、ひし形である。

この薬を飲み始めたら

ウソのように心が軽くなった。

 

脳内物質の中のナントカが不足して

死にたい気持ちになってるとしたら

それを補う薬をのむしかない。

 

心の病も肉体の悩みの一つなのだ。