はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

シン女流棋士

2024-12-20 03:24:38 | 将棋

昨年度まで奨励会三段だった

京都大学大学院生・中七海さんが

女流棋士三段に編入し

先日、女流棋士としてのデビュー戦を勝利で飾った。

 

やはり、他の女流棋士とはスピード感が違う。

将棋の強い人が指すと

歩という1マスずつしか動かせない駒も

2マスずつ動いてコチラにやってくるような錯覚をもよおすが。

相手の川又さんはまさにそんな感慨を抱いたんではなかろうか。

また

大駒取りの手を指したのに

他の女流棋士のように条件反射のように逃げてくれない。

馬でも龍でも飛車取りであっても

まずは、逃げずに相手玉に迫る手はないかを模索する。

『終盤は駒の損得よりスピード』

という昔からの将棋の格言を

言葉自体は知ってはいても

実践に取り入れている女流棋士は意外と少ない。

山川プロ棋士新四段の奨励会時の対局のときは

見事受け流して逃げ切り勝ちという

懐の深さも演じて見せた。

 

まことに楽しみな逸材である。

 

ところでふと気づいたのが

上記の西山朋佳、福間香奈、中七海(敬称略)は

いずれも関西所属、元関西所属である。

 

さえ~

ももこ~

いちよ~

とくに私の出身地に近い伊藤沙恵や清水市代女史には

頑張ってほしい。

 

あと。

コレはどーでもいいことだが

上記の女流棋士3強の名前で

シリトリができることを発見した。

 

「ともか。次は『か』で始まるでしょ。かな。次は『な』でしょ。

ななみ...ホラ、すごいすごい」

 

 

 

 


将棋の清麗戦第一局(2024年7月10日)で

2024-07-11 13:45:53 | 将棋

どうもわからない。

福間さんが

7七角と指して銀を取り、71手目、5四香と打ったと。

 

 

でもあそこ

2四桂馬と打ったら同歩と取らざろうえないんだから

そこで、2三銀と打ったら福間さんの大優勢じゃないの?

おっかしいな。

目の錯覚かな。

 

 

それから話は変わるけど...。

フジテレビよ~

いったいなんだよ。

そんなに大谷選手の足を引っ張りたいのか。

勇み足もいいとこ。

「いえ、大ファンだからこそ、大谷さんの新居を紹介しまして

ほんわかムードに浸り

幸せのご相伴にあずかりたいと思いまして。げへへへ」

何言ってんの!

遠藤周作の息子が社長の時は良かったのに

今じゃゲスどもになり果てたか...

 

大谷選手が再び新居を購入したら

また「みなさまおまたせしました。おまたせしすぎたかもしれません」

などと言って

どっかのテレビ局のレポーターが嘘くさい笑顔で紹介して

何日間後

人だかりができて地元は大騒ぎということになるんだろう。

まさに『贔屓の引き倒し』ってやつだ。

 

 

 

追伸。将棋の強い人!上記の将棋についての私の疑問に答えてください。

 


将棋の1日

2023-11-24 20:21:26 | 将棋

今日はabemaで

達人戦三昧で

よかったんだけども...。

本当は

内山あや対上田初美戦を観たかった。

app  storeからダウンロードっていうけど

コレって

アイフォンとかアイパッドとかを持ってないとだめなんでしょ。

そもそも

スマホがないと話にならないんでしょ。

じゃあだめだ。

ちぇっ。

 

ユーチューブで

対局直後の風景だけ見たけど

上田さんの

昭和のカーディガン。

アンジェラ・アキかと見まごうメガネ姿。

これらに親近感を抱いたのは私だけでしょうか。

 

「73桂がどうだったか」という上田女史と記録の方との

感想がチラチラ聴こえたんですが。

それも頷けるのは

振り飛車穴熊側から桂を跳ねる手を成功に導く棋士って

広瀬九段ぐらいしかいないからねえ。

もちろん

状況によるけれども。

 

対して内山嬢も

化粧っ気の無い

おそらくスッピンの

黒木華よりも昭和の香りのする女子

口数の少なさは

それだけ

「(この勝利の喜びを)じっくりとかみしめていたい」という

歓喜の気持ちが溢れあらわれ出ている。

顔の表面からは

蜃気楼のように

蒸気がゆらゆら立ち昇っていただろう。

 

さあ次は里見香奈さんとの女流名人戦挑戦者決定戦。

 

強い方が勝つんじゃなくて

勝った方が強い。

気おくれはないと思うが

頑張ってほしい。

 

 

 

 

 

 


竜王戦

2023-11-11 18:48:43 | 将棋

藤井竜王が三連覇した。

結局、4勝0敗のストレート防衛。

今回のタイトル戦は完勝といってさしつかえなく

伊藤匠七段につけ入るスキがなかった。

 

こうなると

逆に藤井八冠から

誰が最初にタイトル戦を奪取するんだろうという興味がわいてくる。

 

少なくとも今後しばらくは

相居飛車戦だと

がっぷり四つの将棋になるから

藤井八冠に<寄り切り>で

4勝(七番勝負)するのは困難だと思う。

 

菅井八段戦にみられるように

振り飛車なら

まだ八冠に勝つチャンスはあるかもしれない。

 

挑戦者・藤井猛九段の藤井システムに

藤井八冠が堂々と受けて立ち

居飛車穴熊で対抗するという

W藤井戦を観てみたい。

80年代のドラマは

W浅野(浅野温子・浅野ゆう子)だったが

将棋界は

W藤井で。

別名

平成対令和の戦い。

 

そりゃ居飛車側でしょうと

多くの人は言うかもしれませんが。

私は、藤井システムを

現在の最先端ソフトにやらせてみて

新しい攻め筋とか発見出来たなら

まだまだ捨てたもんじゃないと思う。

 

 

 

 

 


女流棋士アレコレ

2023-11-08 15:03:32 | 将棋

伊藤沙恵さん不調だな。

心配事でもあるんだろか。

割とひょうひょうとしてるキャラクターな気がしてたから

思い悩むイメージがわかないんだけど。

ま、人生いろいろあるから。

加藤結李愛さんも

実力は少しづつ付けてると思うが

ブレイクしきれずもどかしい気持ちだろう。

しかし、負けた時の悔しい気持ちを抱き続けてるのは救いだ。

負けてもヘラヘラしてるようじゃ

話にならない。

ちょっと前だけど

堀彩乃さんとの

決勝はいい将棋だった。

公開対局だったけど

後悔対局にならずによかった。

 

加藤桃子さんは

常に前向きですね。

人生も将棋も

常に駒が前へ前へと進む。

ココは引く手か下がる手か迷ったときは

必ず前進するの方を選ぶ。

でも

奨励会3級時代、自陣に銀を打って

相手の攻めを封じた手があったんだけど

(将棋世界に掲載された)

意外と受けにも才能があるんじゃないかな。

今も高尾さんにのぼってるんだろか。

渡辺弥生さんは

昨年度だったか絶好調で

高勝率をあげて

遅ればせながらタイトル争いに割り込むか

と期待させるほどだった。

何年か前に

全国障害者将棋大会のゲストに

渡部愛さんとアマの女子高生強豪と来てくださってくれた。

渡辺さんに握手を求めると

快く応じてくれた。

ちょっとした会話の中で

「東京大学卒業って、一般的な会社の就職が難しいんですよね」

「へぇ。意外ですね。この会社は

この大学のOBで固めてるってのが多いから?」

「そうなんです」

「渡辺さんも、青山学院卒だったら

TBSの女子アナになれたんでしょうけどねえ」

「アハハ」

そんな会話をしたことを覚えている。

人差し指と親指で丸を作り

小声で

「今は同世代のOLとかに比べて多いんですか」

と尋ねると

ニヤッと笑っているだけだった。

 

渡部愛さんとも

その日、握手させてもらい話した。

「蒲田将棋クラブはいいですよ」

とさかんに勧められた。

ファーストインプレッションとして

「こりゃオジサン族、いちころになるのも

無理ないわ」と思ったのでした。

昨今の女性が失いかけている

昭和の大和撫子か持っていた

全身から溢れ出る優しさのオーラが

ビンビン!だから。

 

ビンビン!

 

悪いけど。

 

むろん

忘れちゃならない

渡辺弥生さんも(とってつけたようなの感)

 

甲斐さんとは会ったことないけど

何にチャレンジするのかねえ。

光浦康子や

古くは、野沢尚子、兵藤ゆきみたいに

アメリカ、カナダに留学と称して

お相手を見つけに行くのか。

はてまたは

昔の話だけど

元奨励会の写真家のように

フリーランスの芸術家をめざすのか。

 

海外それも極貧国で

小さい将棋道場を開いて

将棋を教えて

その中から才能あふれる子どもを発掘し

日本に送り出し

どん底生活から這い上がらせるという

ジャパニーズドリームの

夢先案内人になってほしいというのが

私の勝手な妄想的願いなんだけどね。

野原さんは若手有望株の一人だけど

英春流にこだわらず

居飛車でも振り飛車でもアナグマでも

今は自分の可能性を探るべく

いろいろやってほしい。

まだ型を決めるのは早いと思う。