はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

電話が壊れる

2022-01-18 17:21:37 | 電話

夜中に唐突に

自宅の固定電話のプッシュフォンが

「イチ!」

と述べ、1が表示され

「ナナ!」

と述べ、7が表示されるようになった。

 

電話の寝言?

 

寝言というより

ボケ症状だったようだ。

 

やがて電話をかけるとき

どんなに数字ボタンを押しても

反応しなくなる。

つまり

コチラから電話をかけられなくなる。

だが

向こうからの電話は

受話器を耳に当てれば

相手の声が聞こえ会話することができる。

コチラから電話をすることは

競馬の電話投票以外に

ほとんどない。

競馬をしばらく我慢しよう。

 

競馬をやるためだけに

電話を新しく買うなんて

バカバカしい。

 

なぜならば

それだけ固定電話を買うというのは

大変高価で一大決心だという固定観念があったからだ。

電話債券とかなかったっけ。

最低8万円ぐらいの費用がかかるんでしょ。

と信じ込んでいたのである。

よく仕組み自体が解らない。

 

ところで。

初めて我が家に電話が来たのは

小学6年生の時だった。

その時の電話番号もはっきり覚えている。

03-6〇3-29〇6

である。

(〇の部分は隠してる)

それまでは呼び出しで

まず近所の〇〇さんのお宅に電話が来て

〇〇さんが我が家に飛んで歩いてきて

「電話が来てますよ」の声に

あわてて〇〇さんのお宅の電話の受話器を握る。

ということをやってたわけで

今考えると

若い人から見れば

とてつもなく不便そうに思えるが

当時は意外とそうでもなかったような気がするから不思議だ。

小学校の卒業文集の後ろの

住所欄をみてもわかるように

呼び出しの、つまり

自宅に電話がないのはクラスで5人ぐらいいた。

 

さて。

 

ネットを眺めたり

近所の電気屋に相談しに行ったりしたら

どうも当時と現在では固定電話事情が違うようだ。

 

 

ネットで電話機を購入して

自分で取り付けている

というのだ。

ゲロゲロ。

そうなの?

 

というわけで

私もおそるおそるネットで電話機を購入してみた。

あっけなく取り付けることができ

購入費用も2000円ほどで済んだのである。

 

まさに

今浦島ってやつじゃないですか。