はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

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2023-12-31 01:23:00 | 映画

男はつらいよの第2作は

いろいろつっこみや賛否両論はあろうかと思うが

ボク個人は

「あらすじを読んだだけで、ジンときてしまった」

くちである。

寅さんの天然ぶりは愉快だが

たんなる

ドタバタのお笑いに終始しない。

心に沁みる

練りに練った無駄のない

一つ一つのセリフは、今でも時折反芻できる。

 

今回は

一番印象深いシーンが

東野英治郎演ずる坪内先生が

縁側で椅子に座ったまま

心地よい眠りに誘われるように

静かに『旅立って行った』シーンだった。

ある映画評論家が

山田洋次監督が、自身が理想とする旅立ち方を

表現してみたかったんでしょうと述べたが

まさにそうだと思う。

 

 

これからも

このシーンを何度も何度も観るだろう。

何度も観て

そのことが

『門前の小僧習わぬ経を読む』とばかりに

自分のカラダ各所に指令する脳みその奥底に対して

「このように死ぬのだぞ」

と、植え付け学ばせる。

だからって、そうそう都合よく

このシーンのように死ねるわけじゃないとは思うが。

なんとなく

「あ~いいな~。あのように人生の幕を下ろせたら」

と願っているのと

ただ漫然とその時を待ってるのでは

結果が違ってくるような気がする。

 

 


『シックスセンス』監督のスマッシュヒット作品らしい

2023-09-28 02:37:42 | 映画

駆け落ちした娘と和解した老夫婦。

娘が孫たちの顔を見せてやろうと二人の子供を

実家の老夫婦の両親のもとへ旅立たせた。

 

映画鑑賞後

「祖母」役の人は何という女優なんだろうと思って調べてみたら

無名の人のようだ。名前が知られなくても

あーいう演技のできる人がいるところに

アメリカの俳優の層の厚さを感じる。

実は、怖いというより「ええ女や」という気持ちで

よだれを垂らしながら彼女を観ていた。

ふと文通したいなとさえ、思った。

 

年齢の割にエロくいいカラダだし

(夜中に壁を掻きむしるシーンの背中がセクシー)

次の仕事につなげるためにか

汚れ役を一生懸命演じている姿に好感が持てた。

 

その後、大きな映画に出演したという話は聞かないのだが

どうしてるんだろ。

 

 

 

 


『シックスセンス』監督のスマッシュヒット作品らしい

2023-09-28 02:37:42 | 映画

駆け落ちした娘と和解した老夫婦。

娘が孫たちの顔を見せてやろうと二人の子供を

実家の老夫婦の両親のもとへ旅立たせた。

 

映画鑑賞後

「祖母」役の人は何という女優なんだろうと思って調べてみたら

無名の人のようだ。名前が知られなくても

あーいう演技のできる人がいるところに

アメリカの俳優の層の厚さを感じる。

実は、怖いというより「ええ女や」という気持ちで

よだれを垂らしながら彼女を観ていた。

ふと文通したいなとさえ、思った。

 

年齢の割にエロくいいカラダだし

(夜中に壁を掻きむしるシーンの背中がセクシー)

次の仕事につなげるためにか

汚れ役を一生懸命演じている姿に好感が持てた。

 

その後、大きな映画に出演したという話は聞かないのだが

どうしてるんだろ。

 

 

 

 


鶴ひろみさんも切なかったが

2022-02-06 23:41:03 | 映画

おとといだったか

テレビ東京の衛星で放送された

『男はつらいよ』夕焼け小焼けで

マドンナの

太地喜和子も

まったくもって

悲しい最期だった。

あの映画のストーリーとあいまって

なんだか

すごく

切なくなっちゃったわ。

 

人間はなかなか

どんなに科学が発展しても

上手に死ぬのは難しい。

 

 

医学は

いかに寿命を延ばすかよりも

いかに

上手にあの世に旅立てるのかを

探求してほしいな

つくづく思う今日この頃である。

 

したがって

緩和病棟が

減らされているなんて

もってのほかだ。

 

話は違うかもしれないが

小池都知事が

「命のため」

「命のため」

と、やたら

「命のため」というセリフを

水戸黄門の印籠のように

振りかざしさえすせば

「ハハ~っ」と

コチラが平伏すると考えてるかもしれないが

どうも

その

 

人間死ぬときゃ死ぬんだから

いい意味で

少しはズボラになったら

と言いたくなることも

近頃あるんだが。

 

別に

経済第一主義とか

飲食・旅行業界応援のために

述べてるわけじゃないけれど。

 

 

 


我が憧れの四十路尻

2022-02-05 22:42:04 | 映画

大島渚監督の『愛の亡霊』を観た。

なんとも独特の重苦しい雰囲気が

なにかいけないものを

覗き穴から覗いてる背徳感めいたものを楽しむことができる。

 

それになんといっても

 

ウリは

 

吉行和子の尻だ。

たんなる当時四十路の女優として観ても

魅力的な女優で

そのエロシーンということで

ある程度はときめくのだろうが

ワタシら『ケンちゃんシリーズ』で

憧れの素敵なお母さん役として観ていた世代にとっては

ときめくなあんてもんじゃなく

 

若者言葉で表現するなら

「ヤバイ」

シーンなのである。

ヤバイって、いい意味なんでしょ?

 

 

よく昔、善良な人間ばかり演じてた俳優が悪役の仕事はしたくない

あるいは、悪役の仕事が来ない。

その逆で、悪役の俳優が・・・

という役者としての行き詰まり感の悩みがあるようだが

 

私は、そのとき、吉行和子の英断に拍手を送った。

(「たんに尻が見たいから、そう言ってるだけだろ」の声)

 

自分からこれまでのスタイルを変えるというのは勇気が必要だが

やってしまえば

活路も広がる。

 

女流棋士でも

私は振り飛車党だからと

漫然と振り飛車を指し続け

漫然と負け続ける人がいる。

なぜ命まで取られるわけでもないのに

いろんな可能性を試そうとしないのだろう。

吉行和子のように。

 

 

たとえですよ。

そのチャレンジに失敗したとしても

そもそも現在、自分の表芸の振り飛車で負け続けていますよね。

だったら別に、なーんにも

 

 

結果を恐れる必要はない

 

 

じゃありませんか。

今さら。

でしょ。

乱暴な言い方で申し訳ないんですが。

 

 

というわけで

吉行和子の四十路尻の後は

同じ大島渚監督の

『愛のコリーダ』

を観るつもりです。