はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

さっきのドキュメンタリー

2023-07-05 02:25:53 | 戦争

本当にひどすぎる。

 

何なのアメリカって!

ベトナムの村を丸ごと焼き払い

何の罪のない住民

女性や子供まで皆殺しにするなんて。

 

敵方のゲリラが逃げ込んだかもしれぬ。

ええい。いっそのこと丸ごと焼いちまえ。

そりゃ兵隊は精神的に異常だとはいえ

兵隊も憎むが

戦争というモノに対してですよ

不条理と言う生易しい言葉では全然足らない

憤懣の大噴火が心に沸き起こるのが自然な人間の心というモノでしょう。

 

それを当時の日本の保守派文化人は

今と同じですな。

フェイクニュースという言葉はまだなかったが

そういうマスコミの操作によって

北ベトナムひいては共産主義者による

マインドコントロールだみたいな言い方をしていた。

右翼の評論家の渡部昇一って

自分とは政治思想の違う人間を

必ず『マインドコントロールされている』と

決めつけるんだよね。

自分に届けられた『血で書いた抗議の手紙』をひらひら見せながら

「私の考えに反対するような人々は、みんなこんな人です」

と嬉しそうに述べていた。

統一教会の宣伝部長みたいな輩に

TBSテレビはなぜ何度も出演させていたのだろう。

 

 

『時事放談』で言っていたといえば。

細川隆元も

自分自身は戦争中、南米の安全なところにいたくせに

戦争体験者面して

偉そうに彼らは本当の平和活動ではないと

「ベ平連を胡散臭い」といってはばからなかった。

 

私が入学した日本ジャーナリスト専門学院の講師だった

吉川勇一氏は、すごい頭の切れそうな人だったけどな。

 

そんなことを言いながら

かくいう私も当時は

左の小田実よりも右の竹村健一の話に頷いていた。

 

情けなや。

恥ずかしい。

 

 

もっとも

竹村健一ファンは、

ニッポン放送の毎日10分ぐらいのレギュラー番組(タイトル忘れた)で

「阪神大震災は大変な災害だが、これで復興事業なんかで

日本の景気回復のきっかけになるから悪いことばかりじゃないんや」

という内容のことを述べたときに

幻滅し、やめたけど。

 

『ナパーム弾の少女』は助かってよかったです。

かっこつけるわけじゃないが

彼女に皮膚移植が必要だったなら

タイムマシンで当時のベトナムへ行き

小学6年生のボクが手を挙げたかった。

 

でも

下半身がなくなった子供を抱きかかえたまま

茫然と歩いてゆくベトナムのお母さんには

胸が詰まった。

また

当時のベトナムの、病院という病院に溢れる

戦争の犠牲者の悲惨な子どもたちの姿が映し出されていた。

あーいうのを観ると

この現代の世の中でも

平気で戦争を起こす独裁者

およびそいつを支持する分別盛りの大人がいることに

釈然としない。

森達也って頭おかしい。

さらに

以前、漫画家の小林よしのりとやらが

「戦争は面白い」みたいな

(本を売るためのキャッチコピーの類とはいえ)

ことをホザいていたが

さっきのドキュメンタリーを観てから言え。

 

左も右も

バカばっかり。

 

追伸。『ナパーム弾の少女』も大人になっての

   ユネスコだか国連だかの演説で

   「私には夢があります」で始まりましたね。

   「私には夢があります」で始まる人は多いですよね。

   もちろんこれは、キング牧師の超有名な

   「私には夢がある。国籍人種ではなく・・・」で始まるの演説の

   オマージュなんでしょうな。

 

 

 

 


そろそろ

2023-07-02 03:17:06 | 日常生活

何か書かないと

ツイッターの時みたいに削除されるから。

 

 

と。

 

 

最近少しうれしかったのは

アイスの『パルム』の抹茶味が

スーパーに並び始めたこと。

 

近所の『タイラヤ』では

1箱6本入り298円で売っている。

 

そういえば

このまえ将棋中継を観ていたら

貞升女流がアイスについてしゃべっていた。

「だれより~も、誰よりも、君をアイス~」

と、かなり古い昭和のヒット曲を

口ずさんでいたのには驚いたが。

元アイドルの西村知美なみにアイスが好きらしい。

 

それから

枝豆も出てきましたね。

ちょうどそんなとき

漫才の三球・照代の三球さんが亡くなったのは奇遇だろうか。

 

「地下鉄の車両はどこから入れるんでしょうね」

のフレーズでおなじみだが

もうひとつ

「枝豆を食べると、たまに四つの豆が入ってる莢(さや)がありましてね。

喜び勇んでそれを指でツマんだら

(中が)空で、中のお湯がピュッと顔面にかかったりましてね」

 

このギャグなんか単なる笑わせる漫才のネタにとどまらず

人生全般に言える教訓といえませんか。

 

 

プーチンがロシア各地に表れている。

 

中学一年の頃

テレビの深夜放送で

『モンティ・パイソン』というイギリスのコメディ番組をやっていた。

アメリカのスーパーマンを茶化しているのか

ロンドンの街じゅうにスーパーマンが氾濫しているシーンが

印象に残っている。

 

ロシアが内部反乱とかで大変なようだが

 

第二次大戦における敗戦国ドイツも

末期の頃

政権内部による

ヒトラー暗殺未遂事件があった。

 

 

歴史は繰り返すというが

同じ道をたどってるようですな。

 

世界地図を眺めると

あちこちで紛争や独裁政権が

民衆を不幸におとしめている。

環境を破壊し

歴史の遺産である資源を浪費し

『地球号』という名の大舟の、同じ乗組員であるところの

他の生物を愚弄している。

 

そのうち宇宙の神の怒りが頂点に達し

「せっかく人類に地球を運営する権利を与えたのに

もはや(人類どもに)まかせちゃおれぬ」

とばかり

月とおなじくらいの巨大な隕石が

地球に向かって衝突してくるかもしれない。

 

さっき、Eテレで

看取り犬の文福を観た。

横須賀の特養ホームで

文字通り、入所者の看取りをしてくれる犬だ。

なんとも味わい深いワンコですねえ。

 

昭和の頃は

どうしてもひとり暮らしはままならぬ

入所の必要に迫られた老人は

それまで可愛がっていた愛犬と引き離し

しかも

犬が嫌いな『クズ・クソ・カス冷血家族』だったりすると

その犬を保健所に持っていて殺処分にする。

老人は自分が殺したと罪悪感を抱えたまま

ホームに預けられるという。

もはや地獄だ。

 

昭和地獄でしょう。

これって。

 

とかく戦前生まれの軍国教育オヤジは

「昭和はよかった」などと

懐かしんだりするが

違うんだよねえ。

べつに昭和はすべてが良かったわけじゃない。

人間と言うのはさ~

総じて、めでたくできていて

いいことはいつまでも心に残っているが

悪いこと、忘れてしまいたいみじめなことは

脳裏のフルイにかけられて消去されているんだよねえ。

 

私は「昭和の日本は良かった」

という人を常に疑いの目で見てしまう。

 

平成になり令和になり

やっと日本でも

犬や猫は家族という意識が浸透してきたのは良いことだが

 

茨城県の中央部はまだまだでねえ。

 

 

早くここから脱出したいんだけど

 

誰か私とルームシェアして暮らしてくれるワンコ好きの女性はいないかねえ。

同世代ならなおよいんだけど。