はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

ありふれた日々がまた...

2023-03-24 15:01:41 | 音楽

朝食ははいつものように

すりごまのどっさりトッピングプラス

具は白菜と豚小間と万能ねぎの

『出前一丁』だった。

 

まだ麺がかたいうちに鍋を火からおろすのがコツである。

どんぶりに移し替えたり

また、食べてるうちに

麺はちょうどよいかたさになるからである。

コンロから下ろすタイミングを逆算しなければならぬ。

 

すする。

 

旨い!

 

なんて旨いんだろう。

 

白い猫が

サッシの向こうでこちらを見ている。

猫のゴハン

スマックのマグロ味およびカツオ味だが

つい昨日、100円も値上がりした。

578円だったのに678円になった。

ったくもう。

マグロ味を菓子を入れる器に山盛りに

その上に、フェリックス(白黒猫)のデザインされたパックのビーフ味を乗せる。

加えて、チュール(イカ)を絞り出す。

 

ふと思った。

おれの朝食より値段が高いよなあ。

まいいか。

優勝記念大盤振る舞いじゃ。

 

食後

安いキューバのコーヒーを飲みながら

「キューバの選手に幸あれ」と願う。

 

BGMは

玉置浩二歌うところの

映画『男はつらいよ』の主題歌だった。

 

 


常連客中年男の常磐線の会話

2023-03-23 20:31:27 | スポーツ

「コロナが終わりそうで、花見シーズン、それに

WBC優勝が加わっちゃったもんだから、日本はもう

酩酊気分」

「ああ。こういうときこそ好事魔多しとばかり

気を引き締めなくちゃならないのにね」

「そういうこと言ってるから若者やパリピ族たちから

ジジイって揶揄されるんだ」

「別にいいもん。俺はあんまり

『いえぃ!」盛り上がろうぜいいみたいなのが苦手で

とくに新入生歓迎コンパの『イッキイッキ』が嫌で

大学入学をやめたぐらいだから」

 

「とにかく俺は、なんかこういう温泉気分の時に

不吉なことが起きないかと心配なんだよ」

 

「あと。日本は優勝で嬉しいだろうが

キューバが気の毒な気がする」

「なんだろうねえアメリカの野球ファン及び国民は。

つまり、ホームチームとしてのアドバンテージがなくても

我がチームは十分に実力でキューバに勝てるだろうという自信があれば

なおさら、できるだけ公平な条件を提供し

「アウエーだから力が出なかった」などと

負けた言い訳を言わせないよう心掛ける。

それがモノの道理というものだろう。スポーツマンシップどうの以前の問題だ」

「だからアメリカ人はバカなんだよ。とくにトランプとか」

「『キューバは人権上の問題がある国だ』ってさ。そりゃないとは言わない。でもアンタからは言われたくないってのがあるでしょ」

「長嶋さんは昔、日本が社会主義国になったらプロ野球が亡くなってしまうと言って

物議をかもしたが、そのわりにはキューバが好きなんだよね」

「ままあ。長嶋には、そういうツッコミはまあ、なんつーか。

キャラクターだからいいじゃないの」

「ぼくもキューバはそんなに嫌いじゃないから

ちょっと今回の大会、めでたいめでたいとばかり

手放しで喜べないんだな」

「オバマよりずっ~と前に、チェ・ゲバラが

広島に来て黙とうしてくれたからねえ」

「最近の若い人はそういうこと知らないんだろうな」

 

一同頷く。

 

 

 


WBC、優勝しましたね

2023-03-23 01:53:51 | スポーツ

個々の能力もそうだけど

選手同士が有機的につながると

チームとして

より強い『布』に織り上がる。

まさに

中島みゆきの『糸』のようです。

 

プロ野球選手の凄さは

 

①投手が速い球を投げる

②遠くへ飛ばすパワフルなバッティング

 

これらは言うまでもないことだけど

 

私が野球場に来て真っ先に感じたのは

 

『内野手の球回しの迫力』

 

ですな。

 

人生で初めてプロ野球を

後楽園球場に来て観戦したのは

小学6年生のときだから

野球ファンを標榜してる割には遅い。

 

6月14日だったかな。

巨人阪神戦だった。

初めてグラウンドを一望した時の感動と言ったら...

あの芝生(人工芝ではない)の鮮やかな緑が美しい。

 

長嶋から黒江、土井、王と

王から再び土井へと

ゲームの直前のウオーミングアップに

球回しをする。

 

プロ野球選手にとっては

さりげないなんてことのない

それこそ6分ぐらいの力で

笑顔さえ浮かべ投げているのだが

その迫力のあることといったら!

 

変な話、もしあの球を素人がキャッチしたら

手がしびれて痛くてたまらないでしょう。

ああ、これがテレビ観戦では

けっしてわからなかった

プロ野球の凄さなんだと

ヒシと感じた瞬間だった。

 

その試合は

巨人先発堀内

阪神先発古沢

いずれも打ち込まれ乱打戦となり

9対9の引き分けとなった。

だが

王選手のホームランを観ることができて満足だった。

 

さて。

昨日の日本対アメリカの決勝戦。

 

上記のように

そういう幾分、マニアックな見方をする私であるから

昨日のゲームでもそうで

日本の内野手の守備

すなわち

無駄のないなめらかな動きや連係プレーに

 

生で観戦していたアメリカのベースボール通

および

アメリカチームのベンチの面々に

 

「むむっ。日本チームは、今まで対戦したチームと違う。

おぬし、やるな」

と思わさしめるに十分なパフォーマンスができていたと思う。

 

最後のイニングの

大谷投手がベッツをダブルプレーに打ち取ったプレー

1塁のアウトはギリギリではなく

余裕でアウトだった。

あれだってテレビで観てるぶんでは

別にどうということも感じず通り過ぎる場面だろう。

実際にまのあたりにすれば

凄いんだって。

マジで。

うそだと思ったら

一度でいいから生で球場で観戦してみなさいって~の。

観戦してるって?

ああそう。

そんならいいんだけど...。

 

 

 

追伸.佐々木朗希投手の将来性を尊重し

   連投させずに

   甲子園出場を逃した大船渡高校の監督を、

   テレビ東京の(ビビる大木司会の)スポーツ番組の中で

   解説者の中畑清氏が批判していた。

   昨日のことのように覚えているが。

   

   中畑氏は、今、それについてどう思っているのだろう。

   

 

 

 


もう12年

2023-03-11 03:10:45 | 日常生活

12年前の午後2時46分。

あのときは、あわてて庭に出て

庭の真ん中にある桃の木に、しがみついていた。

グワングワン揺れる大地

ジリジリジリジリ...

家全体がアブラゼミの鳴き声のような

うめき声のような、きしむ音を響かせている。

恐ろしかったです。

「早く静まってくれ」

心の中で念じながら

顔をこわばらせてた。

一度目が終わりホッとしたのもつかの間

二回目の揺れも大きかった。

 

12年なんて早い。

この家は当時すでにガタが来ていたのだが

ユルユルの柱が逆に

地震の揺れのエネルギーを分散し逃がし

倒れずに済んだんだと

勝手に解釈している。

私は我が家屋を

『こんにゃく住宅』と呼び愛している。

 

さて。

大人社会における

人間関係も

自分のミスによる後悔も

思春期の悩みも

相撲の立ち合いの相手のツッパリも

 

まともに胸で

その負のエネルギーを受け止めちゃダメだ。

上手に、すかすというのか流すというのかしなくちゃ。

真面目な性格はいいんだけれど。

 

これからの人生で

いろんな困難があるかもしれないが

それが

できるかどうかが

幸せかどうかの分かれ道だと思う。

 

ただ...

マイナンバーカードの登録申請の手続きを忘れ

結局

マイナポイント2万円分をもらうチャンスを逃してしまった。

悔しい。

いつまでも

悔しい気持ちが残って

ストレスが溜まっている。

 

いかんいかん。

たった今

困難を上手に流すと

誓ったばかりではないか。

なんだ2万円ぐらいで。

 

でも...

痛い!

 

 

追伸.電気料金の値上げも!