はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

常磐線の政治好き高校生たち

2023-09-28 20:45:15 | 電車内

「野村前農水大臣が処理水を汚染水と言って

事実上解任だか更迭されたけど」

「だって確信犯だろ」

「本人は、うっかりとか言い間違えとか言い訳してたけど」

「そんなことあるわけねえべ。それにうっかりだったとしても、逆に

こんな大切な敏感な時にドジを踏む行為をしたんだとしたら

それはそれで『ブレーキとアクセルを踏み間違えて

店に突っ込んでしまった老人ドライバーみたいで危なっかしい)って

ことになるわけだろ」

「キミが確信犯だと思う理由は?」

「本人か、もしくは地元の後援会の人かはわからないよ。

地元の鹿児島県にとって福島県、すなわち昔の会津藩に

全国からの同情や、いや同情だけならまだしも

国の予算が増額されるというのは面白くないんじゃない」

「ああ、西南戦争の」

「西郷隆盛率いる薩摩隼人ら、、元会津藩士主力の新政府軍に

散々やられたのだから」

「でもさあ、その何年か前は、白虎隊の悲劇を含めて

薩摩主力の新政府軍に会津が散々やられているから」

「ただでさえ国の予算が、会津すなわち福島に

強力に注入されるのは癪に障るのにですよ、

よりにもよって

鹿児島すなわち薩摩出身の俺が農水大臣在任中に

いけすかぬ会津に

一段と国の予算を配分しなければならないとなると

そりゃもう悔しいの一言では片づけられないでしょう

加えて、今、鹿児島や熊本だって水害対策で予算が喉から手が出るほど欲しい時に」

「だから、嫌みなのか悔しさなのか嫉妬なのか。

辞任を半ば覚悟したうえでの『最後っ屁』なのか。

あーいう確信犯的『うっかり口が滑った』発言になったんだと思う」

「さっきから聞いてると、事実のように言ってるけど、あくまで

噂話なんでしょ。それに西南戦争って今から146年前の話だよ」

「ボクの伯父さんのはな兄さんによると、福島のおじいさんは

母親から鹿児島県の女とは結婚するな。山口(長州)なら

まだいいがって言われていたらしい」

「へえ。それじゃそんな大昔と言う感じでもないな」

「はな兄伯父さんによると、夏の甲子園の高校野球で

山口県代表の豊浦高校と新潟県代表の試合があって

長州藩対長岡藩の再対決だって盛り上がったらしい。

実際に甲子園球場で観戦したらしい。だから

そんなに昔じゃないんだよ」

「野村前農水大臣の真意はわからないな。

ま、でもプロフィールに『農水大臣を歴任』って

記すことができるようになったんだから

思い残すことはないだろうし

地元の支持者との会合でも

(くだんの発言に対して)

『やりましたな』

『ふふふ。まあね』

などと、お互いニンマリ

ほくそえんで少しは憂さを晴らしたんだろうし

まーヨカッタんじゃないの」

 

「全然話は違うんだけど

『元法政大学教授』と『おばさん』という二文字を入れて検索してみてよ」

「どれどれ。ああっ」

「このまえ記者会見した大学の学長で

西郷隆盛の大河ドラマの作家も手掛けた作家といい

この国会議員もやったおばさんといい

肩書きが好きだねえ」

「ほんと」

「ボクは森鴎外は嫌いで

軍医としてはどうなのと思うけど。

唯一評価するのは遺族に

自分自身の墓に

業績やら経歴を刻み込むことを許さず

ただ名前だけを記すようにと告げたことなんだが。

彼女らは墓にも名刺にいっぱい書くんだろうね」

「土井たか子さんに呆れられているよな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『シックスセンス』監督のスマッシュヒット作品らしい

2023-09-28 02:37:42 | 映画

駆け落ちした娘と和解した老夫婦。

娘が孫たちの顔を見せてやろうと二人の子供を

実家の老夫婦の両親のもとへ旅立たせた。

 

映画鑑賞後

「祖母」役の人は何という女優なんだろうと思って調べてみたら

無名の人のようだ。名前が知られなくても

あーいう演技のできる人がいるところに

アメリカの俳優の層の厚さを感じる。

実は、怖いというより「ええ女や」という気持ちで

よだれを垂らしながら彼女を観ていた。

ふと文通したいなとさえ、思った。

 

年齢の割にエロくいいカラダだし

(夜中に壁を掻きむしるシーンの背中がセクシー)

次の仕事につなげるためにか

汚れ役を一生懸命演じている姿に好感が持てた。

 

その後、大きな映画に出演したという話は聞かないのだが

どうしてるんだろ。

 

 

 

 


『シックスセンス』監督のスマッシュヒット作品らしい

2023-09-28 02:37:42 | 映画

駆け落ちした娘と和解した老夫婦。

娘が孫たちの顔を見せてやろうと二人の子供を

実家の老夫婦の両親のもとへ旅立たせた。

 

映画鑑賞後

「祖母」役の人は何という女優なんだろうと思って調べてみたら

無名の人のようだ。名前が知られなくても

あーいう演技のできる人がいるところに

アメリカの俳優の層の厚さを感じる。

実は、怖いというより「ええ女や」という気持ちで

よだれを垂らしながら彼女を観ていた。

ふと文通したいなとさえ、思った。

 

年齢の割にエロくいいカラダだし

(夜中に壁を掻きむしるシーンの背中がセクシー)

次の仕事につなげるためにか

汚れ役を一生懸命演じている姿に好感が持てた。

 

その後、大きな映画に出演したという話は聞かないのだが

どうしてるんだろ。

 

 

 

 


常磐線の将棋ファン

2023-09-27 20:46:50 | 将棋

「たった今終わった第3局。素人なら1秒で3一歩ってたところだけど」

「4一飛としたら同飛車の一手だと思ったんじゃないか」

「結局さ。永瀬王座は実力は藤井7冠と拮抗してるんだけど

飛車を好き過ぎるところが弱点だよねぇ。今日は飛車を斬った場面はあったは

あったけれども。2局目も確か飛車を好き過ぎて負けたんじゃないかな」

「キミは、飛車を取られたくないと(飛車を)逃げ回ったり、相手の飛車を

取ろうと(飛車を)追いかけまわしたり、そういう情けない将棋は

大嫌いだと公言していただろ」

「そういう棋士はA級棋士ににはっても主役、すなわち

名人になったためしがない」

「佐藤天彦九段は名人になったけど。聞き手が安食女流の

なんかの棋譜解説の、その時の豊島九段によると

『佐藤天彦さんは飛車を大事にする』と

毒舌っぽい言い方で言ってたんだけど」

「佐藤九段は例外。とにかくオレは飛車という駒が偉そうで嫌いだから。

嫌いで嫌いでタマランチ会長なんだよ。

序盤でぶった切りたくなるぐらいなのにさあ。俺が思いつく『飛車好き棋士』

だけでも

森内九段、屋敷九段、星野六段、本田女流、大昔なら大野源一九段。

そして現在の『飛車好き棋士』筆頭格に永瀬王座と。

結局、スターにはなれても、スーパースターにはなれないでしょ。

彼らのライバルと称される棋士が主役になってしまう」

「森内九段は名人になったぞ」

(無視される)

 

しばし沈黙...

 

 

「でもさ、序盤で飛車をぶった斬るから、キミは勝てないんじゃないか」

「いやいや。序盤で飛車を斬るといえば

木村名人は、横歩取り戦法の変化で

序盤で飛車を斬ったけれども、コチラは角と金と歩が二つの持ち駒で

相手は歩切れ。コチラの陣地には飛車を打ち込む場所がなくて

これで駒損だけど十分やれるという大局観だったぞ」

「お~。今考えると、ずいぶん新しい、今の若手棋士に通じる感覚を持ってい

たんだ。コンピューターがなかった時代に。

木村名人は偉大だ!」

「あとさあ。昨年かおととしの女流王将戦挑戦者決定戦準決勝で、

本田女流が二枚替えをしていたら圧倒的優勢を保てたのに

飛車を逃げちゃったものだから、鈴木環奈女流に逆転を食らったのが

悔しいんだよ」

「今度、私の地元で『大声コンテスト大会』があるので

『飛車という駒は偉そうできらいだ~』って叫んだら?」

「ウン、そうする」

「マジかよ」