未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

素敵な出会いに感謝。

2009年02月23日 19時16分48秒 | 有職畳 祭り

今晩は。一日ぐずついたお天気にて、春が待ち遠しい、そんな一時です。春という季節には

出会いがあり別れもある、そんな季節に思いを馳せます。

本日無事に、私の作品とお別れが出来ました。

 

心を込めて製作した【繧繝縁 厚畳】です。それはすなわち、素敵なお客様との

出会いにも繋がりました。お客様にお喜び頂き、嬉しい言葉も沢山頂きました。

言葉に言い尽くせぬ感謝の気持ちと、更なる向上心が芽生えています。

技術に終わりはありませんが、これからも真っ直ぐ歩んで参りたいと思います。

誠に有難うございました。感謝の気持ちで一杯です。

P.S 出会いと言えば、こんな素敵な出会いもあります。

八條忠基様著 「平安文様」

1千年にも渡る、先祖様から受け継がれし有職文様。その奥の深さにただただ感激

しています。その素晴らしい文様を詳しくご説明されている、とっても素敵な書物です。

畳を通じて心より、感じるものがあり、熟読しています。畳縁の柄のルーツに成るような

文様も多々見受け、その多さや格式に心が動きます。沢山勉強したいです。