未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

皐月を彩る大紋祭り。

2009年05月27日 20時28分50秒 | 有職畳 祭り

大紋高麗縁(だいもんこうらいべり)

親王・摂政・関白・大臣などが用いるものでした。今日神社仏閣の座敷で目にすることが出来ます。

そんな大きな紋縁と向き合える毎日。とっても楽しい時間でした。久方振りに綴らせて

頂くブログには、そんな、心地良い気持ちが込められております。どうぞお付き合い頂きたいと

存じます。数週間向き合って参りました、お仕事には、一角の落ち着きと共に、本日に至ります。

残すところ、繧繝畳縁の拝座のみと相成りました。此度、幾度と無く、学ぶ事も多く、又

新たに、畳に向き合える気持ちが増えたと、思っています。製作時に、常に、畳を敷いた

イメージを、頭の中に、思い描いていました。イメージと完成時の差が近づけた事に

前進を感じます。細かな寸法に至るまで、気を詰める事が出来れば、少しの差が

お部屋の、光り方に変わります。未熟者の私が、精一杯、製作させて頂きました。

この様なお仕事に、携える事に、心より感謝をし、日々の糧は、更なる向上の場へと

進化してくれる事を、確信してやみません。残された、畳達に、精一杯の、温もりと、情熱を込めて

(株)金井畳店 四代目 頑張って参ります。

 

 

 

残す畳は、繧繝錦五兄弟。中々手ごわい。前作を越えるぞ!!


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