未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

師走の一綴り【二畳台】祭り。

2009年12月29日 22時18分39秒 | 有職畳 祭り

今年もいよいよ残すところ後わずかになって参りました。師走のあわただしさの中

皆様におかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか?お体にお気をつけて良いお年を

お迎えくださいませ。師走の一綴り、励んで参ります。宜しくお願い致します。

此度、【二畳台】なるものを御注文頂きまして、製作させて頂きました。

昔より、高位な武将や公家の座などに用いれられており、現在でも神社仏閣などで

使われている畳台です。通常の畳よりはるかに厚く、使用される紋畳縁に合わせて

製作されています。

 

 

 

しっかりと梱包をして地方に旅立って行きました。この仕事を通じて沢山の事を得る事が

出来ました。又一つ、畳の奥深さに触れられたと、感じています。

このようなお仕事をさせて頂ける事を、心より感謝をして、日々精進して参ります。

この度は、御注文、誠に有難うございました。

此度、師走も様々なお仕事と向き合って参りました。改めて、畳の素晴らしさを痛感し

お客様に育てていただき、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

これからも畳に素直に向き合い、畳の素晴らしさを、伝えられる様に、全力で努力し

歩んで参りたいと存じます。宜しくお願い致します。

 

清流【黄金色】 カラー目積【ダークブラウン

 

 カラー目積【ブラック】

様々な色合いに富んだ、畳です。お部屋の雰囲気を一新され、新たなお部屋へと生まれ変わり

ました。お客様の様々なライフスタイルに、やすらぐ空間を演出出来る様に、これからも

日々勉強し、励んで参りたいと存じます。

 

一本縁と呼ばれているお仕事をさせて頂きました。真ん中の畳がへり無し畳になっており

畳縁同士が重なり合う事が無く、すっきりとした表情が伺えます。純国産畳表【ひのさらさ】

を使用させていただき、畳表の美しい表情と、一際引き立つ、一本縁にて、素晴らしい粋

を演出出来たと感じています。しばらく眺め続けていたいと感じさせるお部屋でした。

この度は誠にありがとうございます。純国産畳表の素晴らしさ。またとなく感じさせて頂ける

そんなお仕事にも出会えました。

 

踊りの舞台に畳を敷き詰めさせて頂いたのですが、畳表の香りが素晴らしく広い空間でしたが

香りの大合唱とも思えるほど、素晴らしい香りに、心から清清しい、心地良い気持ちに

させてくれる畳に、改めて素晴らしさを感じ、感動しました。より一層、畳の素晴らしさを

お伝えすべく、これからも日々、努力して参ります。

そんなこんなの師走も沢山の想いが溢れました。一年はあっという間でした。

今時分が、心に強く思う事は、これからもより一層、しっかりと地に足をつけて、努力し、勉強し

【一歩一歩】歩んで参りたいと考えています。明日はまとめの一綴り。

今宵はこの辺で失礼致します。

あ と が き

夕方、祖母に足踏み畳台を製作して欲しいとお願いされ、簡易的に作るつもりが

気付くと集中でした。とっても畳を作る事が楽しいです。明日は大掃除。

日頃の感謝を込めて、沢山掃除をしたいと思います。では


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