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私は、この御本堂にとっても思い入れがあります。四年前に、新規に入れ替えをさせて
頂きました。その際、製作したのは私、四代目でした。一人で全て製作しているので
自分の子供の様な感覚があります。大げさに聞こえるかも知れませんが、四年前
私は、泣きながら製作していたのを、今でも思い出します。初めて、畳を作りながら、泣きました。
理由は色々ですが、その分、深く、そして熱い思い入れがあります。
今回、下陣は裏返し。内陣は表替えの運びとなりました。久々に触れ合えた、自分の子供達は
色々な表情をしていました。以前の自分と向き合いながらの仕事になります。
下陣については、家での製作となりましたが、内陣は、現地にての製作となります。
内陣には9尺(約2メーター70センチ)の畳が二枚あります。この畳床は四年前、自ら
収めさせて頂いているので、分かってはいましたが、最強に重たい稲ワラ畳床です。
この畳を、製作場所まで運ぶのに階段3階分、持ち歩きます。
普通に考えれば、二人で持つのが常識ですが、製作者は自分しかいないので、一人で
周りに、ぶつけないように、何度も休憩しながら運びます。腰が抜けるほどの重さです。
実際に腰は何度も抜けるのですが、何とか無事、製作出来ました。
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現地での製作なので、紋縁の合わせも、状態を見ながら製作できるので、楽しく頑張らせて
頂きました。以前の自分より、より畳に向き合えたか?
この本堂のお仕事をさせて頂く時、色々な思い出と、そして感謝の気持ちを忘れずに
まだまだ未熟者ですが、又この自分の子供達に、触れ合えたとき、
今より一層、成長した自分で、向き合いたいと誓います。
ありがとうございました。
P.S
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御本堂には【四天拝敷】を二枚収めさせて頂きました。この拝敷にも、沢山の
温もりを込めて製作させて頂きました。いつまでも、光り輝いていてくれると信じています。
ありがとうございました。
車でいつも聞いてる。
もしかして今日のブログは、巣鴨?写真は地下の駐車場?間違ってたらごめん。懐かしいなと思ってさ!
懐かしいね。10年前のあの時は表替えでした。
毎日、夜の11位まで頑張りましたね。
身体も辛かったですが、何よりの緊張感と
終わった時の達成感は、今でも、私の背骨の一部です。
本当に思いで深い「御本堂」ですよ。