言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

自分の中に毒を持て

2020-08-31 06:04:00 | 
この本は本質を突きすぎていて、

一度読んだだけで、全て消化できない本です。

消化する必要がないのかもしれません。



美しいは醜いものだ。きれいは時代の型にはまっているだけのもの。

自信なんて他人と比べるから出てくるもの。そんなものあってもなくてもどっちでもいい。自分自身が最大の敵だ。

失敗は成功の元。いや、逆だ。成功は失敗の元である。
成功や失敗など結果はどちらでもいい。今、この瞬間に全てをかけるのだ。それが人生だ。

才能やチャンスがあったから画家になった。逆だ。何かをやろうと決意したから意志もエネルギーも吹き出してくる。

幸福という言葉は嫌いだ。現状に満足して何もしていない卑しい状態だ。今、この瞬間に輝いていれば歓喜が訪れる。

人生は無条件で無目的である。

“いずれ”なんて言うやつは現在の自分に責任を持ってないからだ。過去にこだわったり、未来でごまかすやつは現在を本当に生きることはできない。



今の世の中は豊かになり物や情報に溢れています。

それなのに、不安で自信がなく安定という幸せを求めて生きています。

この本は本来人間は安定や幸せの為に生きているのではない、人間は条件を殺し、つまり自分を殺して生きるものであると書いてあります。

私は些細な事に幸せを感じ、ある意味満足して生きていました。しかし、得体の知れない不安や恐れは常にあります。

不安や恐れから目を背けないで、

不安や恐れの方が本来の自分なのかもしれず、そちらに身を置いて生きていく。

実に本質をついていて、人間らしい内容でした。

何度も読もうと思います。

でたらめ感想で申し訳ありません。

一度読んでみて下さい。

自分に内緒で、こっそり蓋をしていたものが、開けられる感覚になります😊