光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

これからの美術館事典 #1 東京国立近代美術館(2015.6.28)

2015年08月22日 | アート 各分野

企画展の正式名称は

No Museum, No Life?―これからの美術館事典
国立美術館コレクションによる展覧会

わかりづらいですね。

美術館そのものをテーマにAからZまでの36個のキーワードで

事典風に構成したものです。

 早速、Aから

 

 IMITATIONやCOPYといった延べ棒もあります。

 

 

  

 

 

 

企画展内は、細かくパーテーションで区切られていて、ときおり、窓から違うブロックの作品が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

マルセル・デュシャンが現代美術の新たな潮流をつくったのは間違いない。  確かに面白い。 

 

 

 

 

 

私は、藤田嗣治の絵が嫌いだ・・・とかなり前にブログで書いた

だが、最近、なかなか面白いところもある・・・と思い始めていたら、この絵。

水墨画と洒落たいでたちの藤田の自画像。 才知と絵の力は感じます。

 

 

ゴヤの版画集として、国立西洋美術館で見た一枚です。 圧倒的な迫力のゴヤの版画に脱帽でした。

 

 

ピカソも中高年の時期ですね。 ストーブの力強い造形とピカソの強い眼差しがいい。

 

森村泰昌。 凝ったシチュエーションです・ 左側の森村の姿が、寸詰まりに見えるのは衣服の関係だろうか?

 

 

 

植田調と呼ばれる、個性的な写真で有名です。  中央奥が、植田氏本人かな。

 

 

  

顔の描写がさすが。

 

 

 

美術館が期待するような、無垢で理想的な「観者」は、その意味では存在しえない

 

 

 

 

この作品の意味合いはわかりません。アラブの老兵、自動小銃 戸惑いはあります。

   

 

 

ビデオから井戸端会議のようなタイの農民の方々の話し声が聞こえます。 
名画とかそんなことは関係なく、自分達と同じような農作業をする絵に、仲間のような感じで、おしゃべりをしています。
ニコッとなるようなビデオです。

 

 

 

 

 

国立美術館5館の所蔵品が約4万2千点(国立新美術館のコレクションはゼロ。)

意外と少ないですね。(ニューヨーク近代美術館が約15万点)


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