日本政府は、国連障害者権利委員会からの事前質問事項の中で
「立法、政策及び実務において障害の人権モデルを採用すること。
これ には、障害の評価基準及び認定に関連するものを含む。」
と言われています。
で、6月28日の日本政府の回答(案)では
「障害支援区分では、障害福祉サービ スの利用に際しての支給決定のプロセスの一つとして、
「障害の程度(重 さ)」だけではなく、「障害の多様な特性その他の心身の状態に応じて
必要 とされる標準的な支援の度合を踏まえ総合的に認定している。
各制度ごとに趣旨・目的が異なるため
その程度には差があるが、障害者基本法の下、各制度において、
社会モデルの考え方を考慮に入れている。」
と答えています。
障害当事者が医療モデル的に何ができるかできないかではなく、
生活するのに何が必要なのか、
人権モデル・社会モデルの考え方を考慮に入れて、総合的に認定して欲しいものです。
それらは需要を増やし、経済を回す。
福祉はお金を費やすことと思われがちですが、
福祉はお金を回すことだと思います。
人が存在する限り、需要はあり続けます。
佐々木
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