身近な食材の エビ 。
このエビがどっから来てるか、知っていますか?
海老、、海の翁
世界の森のことを調べていたら、
エビの養殖による莫大な自然破壊に愕然としてしまいました。。。
かなりショッキングな事実です。
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東南アジアのマングローブ樹林(海に生える緑の森)は、
開発と破壊が急速に進行しています。
タイでは1978~1988の10年間で63%、
インドでは今世紀になって80%のマングローブ林が失われました。
マングローブは主に薪炭材に利用され、日本で備長炭として販売されている木炭の大部分はこのマングローブ材です。
また、日本で消費されるエビの80%近くが、マングローブ林を破壊して建設された東南アジアの養殖場で生産されています。
過密養殖などで、水質が悪化すると病気の発生が問題となるため、
養殖場は数年~10年程度で放棄され、新たな林を破壊しています。
放棄され、荒廃したエビ養殖場からは、マングローブが土壌中に固定した炭素の50年分が、たった1年で二酸化炭素として放出されます。
マングローブ林がなくなると、水産生物の減少だけでなく、陸上の土壌流出や波の海岸浸食の拡大、土砂の流入によって、珊瑚礁や藻場など沿岸全体が砂漠化するといわれています。
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人間て、なんて野蛮なんだろう、、。
自然破壊して大量生産された養殖エビ。
価格に環境税を加算するべきちゃうかな??
どれだけの人がこの事実を知ってるんだろう??
知らなかったこともショックだった。
スーパーのエビコーナーにいってみた。
冷凍のエビたちの産地は、インド、タイ、インドネシア、ベトナム、、、。
スーパーの片隅で、涙ぐんでしまいました。
インドネシアの森林も強烈です、、
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かつて生物多様性の宝庫と言われたインドネシアの森林は消滅の危機!
ほぼ日本丸ごとの面積の森が消えてしまいました。
インドネシアの林木は紙とパルプの原料で、天然林80%、植林木はわずか20%。
日本が海外から輸入するコピー用紙の82%(21万4611t@2002)がこのインドネシア産、、、
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自然再生ではとてもとても追いつかない。
さらに新たな資源地を求め、数少ない原生林の森は次のターゲットになっている。
森。
実り豊かないのちの循環が行なわれる地球。
わたしたちは、どこに住んでいようとも、
森に行ったことがなくても、 森がなければ生きてはいけません。
森が今どうなっているのかを知ることは、とても大切な事だと思う。
そして、多くの人に知ってもらうこと。
経済的なフィルターをはずして、身の回りから物を食を考えたいね。
地産地消、、。
持続可能な社会へ、、。
地球からの警鐘が鳴り響いています。