旧暦(太陰・太陽暦)十月朔日(西暦2016.10.31)より、
『縄文カレンダー』いよいよ最後の八番目、、
ミの季節に入ります。
ナメとは、為しゆくめくり、、。ミのナメです。
ミのナメは、立冬から冬至頃の季節です。
月の巡りと日の巡りの差が少しずつ離れてきました。
カミナツキの新月は、立冬の一週間ほど先におとずれました。
来年5月に調整のためのウリフツキ(閏月)が挿入されますが、
それまでのあいだ、月の巡りが加速したかのように、
また、月の巡りが季節の水先案内のようにも感じられます。
ヰネ(五根)ナナミチ(七満)、、
ネ(根)を構築する季節に入ります!
ミはキサにすむ
そのメフリ ヲカミしりぞく
はつしぐれ ややメもみちて
なかころは ヲのカミつきて
カミナヅキ トシユキニナスコトノアヤより
ミの季節は、夜中の天の川がキサ(東南)に位置します。
メ(冷)の揃え固まらせる働きが極まり、、
ヲ(温かさを為す働き)が無くなります。、
カミナツキとは、ヲ(温)のカミ (為し及ぼす力)の尽きる、無くなる月の意です。
ハツシクレ(為しゆく力の暮れる)の冷たい雨が降ります。
満月の頃には、いよいよ揃え固める働きのメ(冷)が満ち満ちてきます。
参考:よみがえる日本語Ⅱ(明治書院)
:日本ヲシテ研究所「ミカサフミ」の大意
http://woshite.com/page5.html