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冬の終わりを告げるシワス満月◎(西暦2018.1.31)
ヨルナミをたっぷり受けて輝く大潮のナギ
あったかな志摩です。
ウイナメヱ(冬至満月)からひとめぐり。
日に日に朝は早く、夜はゆるやかに訪れ、
お日さまのありがたさを実感する今日この頃♡
まもなく春の到来です。
初春。春の最初の新月が正月元旦・ムツキハツヒです。
縄文の節分は「トシワケ(大晦日)」、立春頃の新月前日です。
「トシワケ」の行事に、「マメをいり、ミナオニヤラフ、、」とあります。
節分の豆まきは紀元前、古来日本の習わしでした!
オニとは、ヲシテ文字形(目に見えないエネルギー形、流れ)から言葉を読むと
オ:定まる、安定する、凝る、固いなど、、
二:にこやか、煮、憎、熟成など、
凝り固まった心や感情、憎しみ、と読み取れます。
ヱモトのカミの
わかるよは ゐりまめうちて
おにやらゐ ひらぎゐわしは
もののかき ほながゆつりは
しめかざり トシウチニナスコトノアヤ
トシワケのよは
まめおいり みなオニやらふ
カおヒラキ しめひきふさぎ
はゑゆづは むぎにとしこえ ミカサフミナメコトのアヤ
トシワケには、「煎り豆打ちてオニヤラヰ!」
トシの変わり目の節に魔が入らぬよう
カ(西)をヒイラギ(柊)とイワシ(鰯)で塞ぎます。
ウラジロやユヅリハで〆飾り、麦を食して年越えのお祭りとします。
ユヅリハは次の葉がでてから前の葉が落ちるという節目をふさぐ意が込められています。
麦を食すとは、どんな料理だったのでしょうか、、、?
年越しそばのルーツかもしれませんね。
※ム:生じ キ:来たる、、
その一旦停止の意味の濁点が、季節の変わり目を意味しているのかもしれません。
翌ハツヒからムツキに入ります。シワス・ムギ・ムツキ
古代のシワス大晦日、
ホツマツタヱ38アヤに、年越えの行事が記されています。
「トシノリカミ」と「ヤマサカミ」をお祭りし、
天地自然の安寧を祈願して、オニヤラヰをします。
トシノリカミとは、、初代クニトコタチの時代(縄文前期頃)に、
「キ・ツ・ヲ・サ・ネ」東・西・中央・南・北と
「ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウ」食物・イノチ(生命)の守り、宇宙からのもたらしと地上の育み
あわせてソヒ(十一)のカミを祭り、トシノリカミとしました。
東西南北中央、、の中央にミハシラをイメージして、
宇宙からのもたらしと大地の育み、、って「ピラミッド」なんじゃないでしょうか!!!?
わたしたちはみんな、その守りの内にある、、。ということですね(#^.^#)
さて、、ヤマサカミとは、、
七代イサナギ・イサナミの時代(水稲が普及し、大きく事が整えられてきた時代)に、
コヨミを守る役目を担って貰うため、ヤマサカミを添えて祭ることにしました。
自然神のウツロヰ(大気・空)・シナトヘ(風)・カクツチ(火)・ミツハメ(水)・ハニヤス(土)と自然界のヲヲトシカミ(穀物を成らせる)・スヘヤマスミ(木々が雨から土を守る)・タツタヒメ(火災からの守り)の併せて八つの働きを祭ります。
天地自然の安寧を祈念する!
初春ムツキハツヒは西暦2018年2月16日です。
みなさまどうぞよいお年をお迎えください。
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『縄文カレンダー』西暦2018版(2018.1.2~12.22)
ヲシテ文献の記述をもとに縄文時代の季節感や行事を、
現代のグレゴリオ暦と太陰太陽暦(旧暦)に表しています。
今に伝わる「ヒナマツリ」や「タナハタ」、「豆まき」等、祭りの発祥や謂れも、
たいへんに興味深く、古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」です。
縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月から月の巡りの十二カ月です。
A4判カラー・竹紙20頁冊子形。
1冊1500円(10冊以上1000円)でお分けしています。※送料別途
ご希望の方は、
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送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
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冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
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